音符や休符の一覧。分かりやすい図解でマスター出来る保存版 |
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音楽に欠かせない音符や休符。 俗に「おたまじゃくし」なんて言われたりする黒玉・白玉の音符や、ちょっとおしゃれに見える飾りみたな休符とか、楽譜には様々なものが書かれています。 楽譜が読めるようになりたいなーと思われるなら、まずは音符・休符を理解することが大切なステップ。 ドとかレとか音が読めても音符や休符の種類が分っていないと、音をどれくらい伸ばすのかとか、どこで休むのかなどが分かりませんからね。 今回は音符や休符の種類や読み方・長さ・その他付点音符や連符について、一覧をもとに勉強していきましょう。 図解入りでなるべく分かりやすく説明していますので、この記事を読んだあなたは、きっと音符・休符マスターになれることまちがいなし! 音符・休符の一覧と付点や連符音符と休符の一覧付点が付いた音符や休符いろいろな形の連符音符の部分名称まとめ 音符・休符の一覧と付点や連符ではまず音符と休符をまとめた一覧を見ていきましょう。 音符と休符の一覧![]() 音符と休符それぞれ別々の一覧になっています。4分音符や4分休符を1拍分として考えて、拍の長いものから順番に並べました。 まず音符の一覧からです。 音符の種類 音符の名称 音符の長さ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 全音符を頂点にして各音符の長さを表したピラミッド的な図がありますので、こちらも参考にしてください。 ![]() 各音符の長さのピラミッド図 次は休符の一覧です。 休符の種類 休符の名称 休符の長さ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 全休符を頂点にしたピラミッド図も確認してみましょう。 ![]() 各休符の長さのピラミッド図 このようにピラミッド式の形で見ると、それぞれの音符・休符の長さの関係が分かりやすくなると思います。 ![]() 実際には128分音符(休符)とか256分音符(休符)などもっと細かい音符・休符もありますが、今回は割と一般的な64分音符・休符までを載せました。 では次に、付点が付いた音符・休符を見ていきます。 付点が付いた音符や休符付点(ふてん)とは、音符や休符の右隣りに付いている点(・)のことを言います。 この点はただの飾りではなく、その点が付いている音符や休符の半分の長さを表していて、点が付いていたらその音符や休符の長さの1/2分をプラスして長さを数えます。 2分音符に点が付いた音符を例に見てみましょう。 ![]() 付点2分音符について ![]() 点「・」が付いている音符・休符の呼び方は、付点○○音符(付点○○休符)といいます。 また、点が「・・」のように2つ付いている場合は複付点(ふくふてん)といいます。 この複付点の1つ目の点はその音符・休符の半分の長さ、2つ目の点は1つ目の点の半分の長さを表し、その2つの点の長さをプラスして音符・休符の長さをカウントします。 少しややこしく感じるかもしれませんが、全休符に複付点が付いたものを例にあげて説明しましょう。 ![]() 複付点全休符について ![]() 複付点が付いている音符・休符の呼び方は、複付点○○音符(複付点○○休符)と呼びます。 では、付点・複付点がついた音符・休符の一覧をそれぞれ見てみましょう(音符・休符ともに1つの一覧表にまとめてあります)。 ます付点の音符・休符から。 付点音符・休符の種類 付点音符・休符の名称 付点音符・休符の長さ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() こちらは複付点の音符・休符の一覧です。 複付点音符・休符の種類 名称 長さ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 付点や複付点の音符・休符になると、1/32拍とか、1/64拍、1/128拍などどうやって数えればいいか分からないような長さも出てきます。 数字で表すとかなり複雑な長さになりますが、実際に演奏する時は1/64拍なんて頭で考えながら数えたりはしません。 ![]() 演奏する流れやテンポの中に、フッとタイミングよく音符や休符を入れるような感じですね。 いろいろな形の連符ではここで音符を応用した形のものを見ていきましょう。 音符は、通常その音符の定められた通りの長さだけカウントしますが、いつもとは異なった数え方をする場合があります。 それが、音符を複数連なった形にした連符です。 まず、下の図を見てみましょう。 ![]() 8分音符の3連符 この音符は8分音符が3つ連なっていますね。 そして3つの音符がカッコで囲われていて「3」という数字が書かれています。 これは1つの8分音符を1/2拍分で取るという通常の数え方ではなく、カッコで囲われた8分音符3つ分を1拍として数える音符で3連符といいます。 ![]() 4分音符1つ(1拍)の中に音を3つに分割して入れる、ということですね。 今挙げた連符は、4分音符の中に音を分割して入れる連符でしたが、連符にはほかの種類もあります。 全音符の中に音を3つ入れるものや、8分音符の中に音を5つ入れるもの、2分音符の中に音を7つ入れるものなどなど。 ではここから連符の一覧を見ていきましょう。 音符の種類 3連符 5連符![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 次は付点音符の連符の一覧です。 付点の連符の種類は2連符、4連符、5連符、7連符、8連符があります。 音符の種類 2連符 4連符 5連符![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() また連符には少し特殊な形のものもあります。 普通の形をもとに、3つのパターンの特殊例を見てみましょう。 ![]() ![]() ![]() ![]() この3パターンは割と基本的な特殊型で、この他にも休符が2つ以上入ったり、細かく分けられた音符がさらに細かく分けられるなど、連符の組み合わせパターンは数多くあります。 ![]() 慣れないと少し混乱してしまうかもしれませんが、こういった連符も音楽の流れに変化や動きを与えてくれる要素の1つになります。 音符の部分名称では最後に、8分音符を例にして音符の各部分の名称をみていきましょう。 ![]() 音符の各部名称 「はた・ぼう・たま」それぞれの場所を単純な感じで言い表している言葉なので覚えやすそうです。 ![]() 「はた」と「ぼう」は音符によっては付いていないものもありますが、「たま」は全ての音符に共通するものですね。 まとめ今回は音符や休符を一覧にしてご紹介しました。 音楽をする上で音符や休符を理解する事は必須ですが、最初のうちはこんなに覚えきれない、と思うかもしれませんね。 でも大丈夫です。 私の父は還暦近くになって楽器を習い始めて同時に音符・休符を覚え始めましたが、今ではスルスルと楽譜を読んでいます。 このように、慣れてくれば本を読むようにスルッと分かるようになります。 何事も「慣れ」ですね。 音符や休符を理解して音名まで分かるようになれば、実際に音が鳴っていなくても楽譜を読むだけで音楽の響きが頭の中で分かるようになります。 音楽の楽しみ方もレベルアップしますよ。 あなたの音楽ライフがより豊かなものになりますように。 |
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