#47 『狂狷の徒たれ』|Tadaaki Madanokoji | Thinking Design Lab

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#47 『狂狷の徒たれ』|Tadaaki Madanokoji | Thinking Design Lab

2024-07-11 03:14| 来源: 网络整理| 查看: 265

"孔子は「''狂狷の徒''がよろしい」と言うておる。「狂者は進みて取る」、進取の気性です。世間を変えるには「狂」がなければならない。そして「狷者は為さざるところあるなり」と。たとえ一億円の金を積まれても、わしは嫌じゃということは断じてせんという、それが「狷」です。"

本日は、漢文学者・東洋学者であり、立命館大学名誉教授の白川静さんの「狂狷」についてのお話です。「狂狷」とは、孔子の論語の言葉であり、孔子は「狂者」(理想家)か「狷者」(頑固者)と交わるのが良いと言っています。 狂者は善いことを進んで受け入れ(進取)、狷者は悪いことをしない(不爲)からであると言われています。

私は論語を読んでいないため、お話の本質までは理解できていないと思いますが、「狂」が世間を変えるという考え方は感覚としてあります。人が何か大きな決断する時、過去と決別する時、本当に好きなことややりたいことを見つけた時などは、その人にしかない「狂」が出てくる。

"一つの枠ができてしまっておって、これからもう成長できないというのがあるんですよ。そういう時には脱皮しなければならん。この脱皮というのは一種の「狂」的な瞬間ですよ。"

私は、思考設計士として活動している中で、「人の新たな可能性を発見する」を常に意識しています。その人のポテンシャルやチャレンジを思考にアプローチして見つけていくことです。それは、既存の枠を超えることであり、お話にあった脱皮のことであると思いました。

枠を超えるためには、現状から何か脱皮をしなければならない。そのきっかけに「狂」があるというのは本当そうだなと思います。そして、誰しも「狂」の要素は持っていて、それは自分で見つけることもできるし、何かの経験から見つけることもあるし、誰かとの対話の中で見つけることもあると思います。

"漢文の世界には、人間のいろいろな生き方がある。西洋の文学が好んで読まれとるが、大体言うたら若者の文学が多い。一方の漢文は、老成人が世の中を渡っていろいろな体験を積んで、成功もし、失敗もし、失意のうちにあって詩文を作るんです。失意の時こそものが本当に見える。"

人の経験や学びをインプットする際、いろんな経験をした人とそうでない人の話では、理解と納得のレベルは雲泥の差があると思います。一方の経験しかない場合、見ている世界や視野が限られてしまいます。枠を超える、脱皮をするためには、より広い世界や視野の中で見える感覚が大事であると思います。

いろんな経験や感覚をする中で、自分にしかない「狂」を目覚めさす。論語や漢文にこれまで触れる機会がなかったので、このお話を機に、自分の新たな可能性を見つける一つの武器としてインプットしていきたいと思いました!

============書籍『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』2021/02/16 『狂狷の徒たれ』白川静 立命館大学名誉教授============

※Image by Peggy und Marco Lachmann-Anke from Pixabay



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