日本最古のニワトリ骨、弥生人もチキン食べていたの? 研究者に聞く:朝日新聞デジタル

您所在的位置:网站首页 世界名人评价日本人 日本最古のニワトリ骨、弥生人もチキン食べていたの? 研究者に聞く:朝日新聞デジタル

日本最古のニワトリ骨、弥生人もチキン食べていたの? 研究者に聞く:朝日新聞デジタル

2023-05-19 03:43| 来源: 网络整理| 查看: 265

写真・図版ニワトリのヒナ(左)。成鳥のうち、とさかの小さい方が雌=2014年2月28日午後4時33分、マレーシア・クアラルンプール、江田真毅さん撮影写真・図版写真・図版写真・図版 [PR]

 日本最古のニワトリの骨を見つけた。

 北海道大学総合博物館の江田真毅教授(動物考古学)らのチームが、弥生時代で最大規模の集落跡として知られる唐古・鍵遺跡(奈良県田原本町)で発掘された骨を解析し、突き止めた。骨はヒナのもので、飼育されていたらしい。

東南アジアがルーツのニワトリ、世界中で飼育も興りは謎

 ニワトリの主な祖先は東南アジアの森林に生息するセキショクヤケイ。現在ではニワトリは、南極大陸をのぞく全大陸の、バチカン市国以外の全ての国で飼育されている。

 約3千年前には欧州やオセアニアにもいたとわかっているが、ニワトリの飼育がいつごろ始まったかは謎だ。

 日本列島には弥生時代、朝鮮半島や中国を通じて入ってきたと考えられているが、詳細な年代は不明だ。奈良時代の歴史書「古事記」には時を告げる「常世(とこよ)の長鳴鳥(ながなきどり)」として登場し、「日本書紀」では雄略天皇(418~479)時代に闘鶏の勝敗で占いの結果を判定したという記述がある。

 江田教授らは、唐古・鍵遺跡の弥生時代中期初頭のものと見られる溝から1995年に見つかった、ニワトリ、キジ、ヤマドリのいずれかとみられていたキジ科のヒナの骨2点を分析した。

 わずかに採取した骨に含まれるコラーゲンたんぱく質の構造を質量分析という手法で調べたところ、ニワトリのヒナの骨だとわかった。

 炭素の放射性同位体の割合を調べる年代測定法で、この骨は紀元前3~同4世紀のものと確定した。年代が特定された日本最古のニワトリのヒナの骨になるという。

 研究成果はスイスの専門誌(https://doi.org/10.3389/feart.2023.1104535別ウインドウで開きます)に掲載された。

 今回の研究で日本最古とわかったニワトリの骨は、唐古・鍵考古学ミュージアム(奈良県田原本町阪手)で展示されている。7月下旬までの予定。隣には唐古・鍵遺跡から発掘された鶏形埴輪(はにわ)も並ぶ。常設展示では同遺跡から見つかった、とさか、くちばし、耳たぶや目が表現された弥生時代後期の鶏形の土製品も見られる。観覧料は大人200円、高校生・大学生など100円、中学生以下無料。問い合わせは同ミュージアム(0744・34・7100)へ。

チキンを食べていたのか、いなかったのか。研究者に聞いた

 弥生時代の集落にニワトリのヒナがいたということは、つがいで飼育していた可能性が高い。当時の人も食用にしていたのか。

 「食べるなんてとんでもない…



【本文地址】


今日新闻


推荐新闻


CopyRight 2018-2019 办公设备维修网 版权所有 豫ICP备15022753号-3