第45回(H22) 理学療法士/作業療法士 共通問題解説【午前問題61~65】

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第45回(H22) 理学療法士/作業療法士 共通問題解説【午前問題61~65】

2024-04-15 17:29| 来源: 网络整理| 查看: 265

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61.タイプⅠとタイプⅡbとの骨格筋線維における比較で正しいのはどれか。

1.タイプⅠは疲労しやすい。 2.タイプⅠはミトコンドリアの量が少ない。 3.タイプⅡbは抗重力筋に多い。 4.タイプⅡbは単収縮の速度が遅い。 5.タイプⅡbはミオグロビン量が少ない。

解答5

解説

骨格筋の筋線維のタイプ

タイプⅡB(速筋)は、最も収縮能が高く、収縮速度も速いが疲労速度も速い。 タイプⅡAは、収縮能は中等レベルであり、収縮速度・疲労速度は速い。(人には少ない) タイプⅠ(遅筋)は、収縮能は低く収縮速度も遅いが、疲労速度が遅い。

1.× タイプⅠ(遅筋)は、疲労しにくい。なぜなら、タイプⅠ(遅筋)は、ミトコンドリアやミオグロビンが多く、有酸素的エネルギー産生酵素も多いため。 2.× タイプⅠ(遅筋)は、ミトコンドリアの量が、「少ない」のではなく多い。有酸素的エネルギー産生酵素も多く、毛細血管の密度が高い。 3.× タイプⅡb(速筋)は、抗重力筋に、「多い」のではなく少ない。抗重力筋に多いのはタイプⅠ線維である。 4.× タイプⅡb(速筋)は、単収縮の速度が、「遅い」のではなく速い。 5.〇 正しい。タイプⅡb(速筋)は、ミオグロビン量が少ない。一方、タイプⅠ(遅筋)は、ミトコンドリアやミオグロビンが多く、有酸素的エネルギー産生酵素も多い。

 

 

 

 

 

62.反射と反射中枢との組合せで正しいのはどれか。

1.下顎反射:C1ー3 2.上腕二頭筋反射:C3、4 3.上腕三頭筋反射:C6ー8 4.膝蓋腱反射:T12、L1 5.アキレス腱反射:L3、4

解答3

解説 1.× 下顎反射は、「C1ー3」ではなく橋である。軽く口を開かせて、下顎のオトガイ部に検者の左母指あるいは示指を当て、その指の上を叩打する。下顎が上昇すれば亢進。 2.× 上腕二頭筋反射は、「C3、4」ではなくC5ー6である。上肢を軽度外転させ、肘をやや屈曲位にして、前腕を回内外中間位にする。上腕二頭筋付着部近くに検者の母指を当て、その上を叩打する。肘関節屈曲が起これば反射出現(+)。 3.〇 正しい。上腕三頭筋反射は、C6ー8(主にC7)である。前腕部をつかみ肘を軽く屈曲位にして、肘頭上部の上腕三頭筋腱部を直接叩打する。肘関節伸展が起これば反射出現(+)。 4.× 膝蓋腱反射は、「T12、L1」ではなくL2ー4である。①背臥位、②座位、③増強法と3種類検査法があり、判定は、膝関節の伸展が起これば反射出現(+)である。 5.× アキレス腱反射は、「L3、4」ではなくS1ー2である。背臥位検査や膝立ち位の検査法があり、判定は、足関節の底屈が起これば反射出現(+)である。

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63.健常人の安静覚醒時の脳波で正しいのはどれか。

1.振幅はα波よりもβ波の方が大きい。 2.α波は精神活動によって増加する。 3.成人型になるのは6歳ころである。 4.開眼によってβ波は抑制される。 5.成人ではδ波は出現しない。

解答5

解説

脳波の分類

δ(デルタ)【0.5~4.0Hz】:深い睡眠 θ(シータ)【4.0~8.0Hz】:浅い睡眠 α(アルファ)【8.0~13.0Hz】:安静閉眼時 β(ベータ)【14.0~30.0Hz】:覚醒・活動時にみられる

1.× 振幅はα波よりもβ波の方が、「大きい」のではなく小さい。振幅の大きさは、1位δ(デルタ)、2位θ(シータ)、3位α(アルファ)、4位β(ベータ)、5位γ(ガンマ)の順である。 2.× 精神活動によって増加するのは、「α波」ではなくβ波である。ちなみに、α波は安静閉眼時に優位となる。 3.× 成人型になるのは、「6歳ころ」ではなく18歳前後である。ちなみに、小児では徐波が多く、老人ではα波の徐波化がみられる。 4.× 開眼によってβ波は、「抑制」ではなく亢進される。ちなみに、開眼によって抑制されるのはα波である。これをαブロッキングという。 5.〇 正しい。成人ではδ波は出現しない。ちなみに、小児では出現する。また成人でもδ波は、深い睡眠時に見られる。

 

 

 

 

 

64.副交感神経が優位に働いたときの反応はどれか。

1.散瞳 2.心拍数増加 3.気管支収縮 4.皮膚血管収縮 5.膀胱括約筋収縮

解答3

解説

1〜2.4〜5× 散瞳/心拍数増加/皮膚血管収縮/膀胱括約筋収縮は交感神経優位にて起こる。 3.〇 正しい。気管支収縮は副交感神経優位にて起こる。

 

 

 

 

 

65.心臟で正しいのはどれか。

1.心筋の収縮は主に水素イオンの細胞内流入によって生ずる。 2.通常、心筋は伸張されると収縮力が低下する。 3.ノルアドレナリンは心筋収縮力を増加する。 4.左心室と左心房とは同時に収縮が始まる。 5.収縮期に冠血管の血流は増加する。

解答3

解説

1.× 心筋の収縮は主に、「水素イオン」ではなくカルシウムイオンの細胞内流入によって生じる。 2.× 心筋は伸張されればされるほど収縮力が、「低下」ではなく増加する。これをFrank-Starlingの法則(フランクスターリングの法則)という。 3.〇 正しい。ノルアドレナリンは、心筋収縮力を増加する。ノルアドレナリンの他にも、アドレナリンのカテコールアミンはアドレナリン受容体と結合して、心筋収縮力を増加させる。 4.× 左心室と左心房が同時に収縮が、「始まる」のではなく、左・右心房は同時に収縮し、少し遅れて左・右心室が同時に収縮する。 5.× 冠血管の血流は、「収縮期」ではなく拡張期に増加する。体循環とは異なる。

 

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