メルセデス・ベンツが、上級クーペSUV「GLEクーペ」のビッグマイナーチェンジ日本発売を発表しました。

改良により魅力をアップした新型GLEクーペについて、スペックや価格などを最新情報からご紹介します。

▼この記事の目次

▼メルセデスベンツ新型GLEクーペの画像

メルセデスベンツが、上級クーペSUV「GLEクーペ」のマイナーチェンジ日本発売を発表しました。

メルセデス・ベンツGLEクーペは、上級SUV「GLEクラス」のクーペSUVバージョンとしてラインナップされ、現行モデルは2020年6月に日本でフルモデルチェンジし新世代となっていました。

改良された新型GLEクーペでは、エクステリアに最新のデザインを採用。

また、前モデルに設定されていた「GLE 400 d 4MATIC」に48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた「GLE 450 d 4MATIC」をラインナップし、全モデルを電動化。

インテリアには最新の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」と「MBUX ARナビゲーション」、Burmesterサラウンドサウンドシステムを標準装備。

DYNAMIC SELECTには「Offroad」モードが追加され、雪道や悪路での走破性を高めるほか、急な下り坂での安定した走行をサポートする「DSR（ダウンヒル・スピード・レギュレーション）」、360°カメラシステムを使い、ディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像を仮想的に映し出す「トランスペアレントボンネット」機能が利用できるようになっています。

メルセデス・ベンツ新型GLEクーペは2023年9月28日に日本発売。価格は14,800,000円～18,050,000円となっています。

▼メルセデス・ベンツGLEクラス

【メルセデス新型GLEクラス】ビッグマイチェン！最新情報、スペック、価格は？

▼新型GLEクーペの変更点

▽2020年12月の変更点

▽2020年6月フルモデルチェンジ時の変更点

▼メルセデス・ベンツ新型GLEクーペの価格

メルセデス・ベンツ新型GLEクーペの価格は、1480万円からとされています。

また、ハイスペックモデルの「AMG GLE 53 4MATIC+」が325万円の価格差で設定されています。

▼新型GLEクーペの画像

▼参考：GLEクーペ（前モデル）

メルセデス・ベンツ新型GLEクーペの外装は、新しいデザインを採用することで、高い走行性能がイメージできるスタイルに仕上げられています。

フロントには、新設計のヘッドライトやグリルを採用。

▼新型GLEクーペの画像

▼参考：GLEクーペ（前モデル）

リアでは、新しいグラフィックを持つテールランプを装備することで、 先進的な印象に仕上げられています。

また、ハイスペックなAMGモデルも設定され、専用のデザインにより迫力あるスタイルとされています。

新型GLEクーペの内装は、最新のデザインを採用することで質感をアップしています。

装備には、デジタルメーターと12.3インチの大型ディスプレイを採用し、対話型インフォテインメント・システム「MBUX」により、話しかけるようにナビゲーションやエアコン、照明などの様々な機能が利用できるように。

改良では、タッチパッドを備えた新しいステアリングホイールを採用することで、各種機能の操作に対応しています。

その他、GLEクーペの室内空間は、前世代からホイールベースを延長したことで後部ドアの開口部や後席のスペースを拡大。

ラゲッジスペースは通常時で655L、3分割式の後部座席を収納したときの容量は前世代から70L拡大した最大1790Lを使用できるようになっています。

▼新型GLEクーペのパワートレインとスペック

▽日本仕様

▽海外仕様

メルセデス・ベンツ新型GLEクーペには、ブランドの最新パワートレインが搭載されています。

新設定された「GLE450d」は、76.5kgmの高トルクを発揮するエンジンを、20ps/21.2kgmの出力を発揮する48Vマイルドハイブリッドシステムでサポートすることで高い環境性能を実現。

その他、新型GLEクラスでは「AMG GLE53」で最高出力を維持しながらも、最大トルクを53.0kgmから57.1kgmに大幅にアップし、走行性能が高められています。

▼メルセデス・ベンツ新型GLEクーペの燃費

新型GLEクーペの燃費は、最新パワートレインにより高められています。

48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた3Lディーゼルモデルは欧州値で約11.9km/L～13.3km/Lとされ、走行性能と環境性能が両立されています。

新型GLEクーペには、メルセデスの最新運転支援システムが全車標準搭載されています。

システムには、「アクティブブレーキアシスト（歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)」が採用され、対向車線を横切って右折するときに長距離レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラで対向車線を検知し、衝突する危険がある場合は自動ブレーキを作動。

その他、新型GLEクーペには、先行車に追従する「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック （自動再発進機能付）」と「アクティブステアリングアシスト」を装備。

渋滞時の安全性を高める「渋滞時緊急ブレーキ機能」や、高速道路で自動で車線変更を行なう「アクティブレーンチェンジングアシスト」などが採用されています。

▼メルセデスベンツ新型GLEクーペのボディサイズと比較

新型GLEクーペは最新世代プラットフォームにより、広い室内空間が確保されています。

全長と全幅はベースとなるGLEクラスから拡大され、全高を50mm以上ダウンすることでスポーティなスタイルがつくられています。

改良されたメルセデス・ベンツ新型GLEクーペは2023年1月31日にワールドプレミアされ、日本で2023年9月28日に発売されました。

メルセデス・ベンツは主力SUVのGLEクーペを改良することで、さらなるユーザーにアピールしていく予定です。

▼メルセデス・ベンツGLEクラス

メルセデス・ベンツ・GLEクーペ（Mercedes-Benz GLE-Coupe）は、初代となる前モデルが2016年に登場したSUVです。

Mクラスの後継モデルとして2015年に登場した「GLEクラス」のクーペSUVバージョンとして制作されました。

 モデル名はメルセデス・ベンツ内の新しい命名ルールにより、メルセデスでSUVを表す「GL」に、ブランドの上位モデル「Eクラス」相当の「クーペ」であるということがわかるようになっています。

▼メルセデス・ベンツGLCクーペ

下位モデルとして「Cクラス」相当となる「GLCクーペ」もラインナップされ、クーペSUVとして大きなシェアを持つBMWの「X4」や「X6」がライバルに設定されています。

新型GLEクーペについては今後も最新情報が入り次第、随時更新していきますのでお楽しみに！