「Transsion」がスマホ世界5位メーカーである理由を見てきた【IFA2023】 – 技術の手帖

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「Transsion」がスマホ世界5位メーカーである理由を見てきた【IFA2023】 – 技術の手帖

2024-07-03 14:45| 来源: 网络整理| 查看: 265

「Transsion」がスマホ世界5位メーカーである理由を見てきた【IFA2023】 by 山根康宏 2023年9月25日

2023年9月上旬にベルリンで開催されたヨーロッパ最大級の家電・IT関連展示会であるIFA2023にスマートフォンメーカーのTecnoが出展しました。

スマートフォンの世界出荷台数トップ企業を知っていますか?1位サムスン、2位アップル、3位シャオミくらいまでは日本人でもなんとなくわかるかもしれません。4位にはOPPO、5位にはvivoと、ここまでの順位はほぼ毎年・毎四半期変わっておらず、新製品発売直後のアップルが毎年第4四半期に1位になるのが大きな異変くらいです。

しかし2023年の第2四半期、vivoに代わってTrannsionが5位に入ってきました。Transsionは中国の企業ですが日本には全く知られていないメーカーで、実はTranssionとしてのスマートフォンはありません。Transsionは傘下にInfinix、Itel、Tecnoの3社を持っており、各社が独自の製品を出しています。とはいえ3社のターゲット市場は共通で、アフリカや南米、インドなどの新興国向けの製品を出しています。北米やヨーロッパ、そして日本など先進国は全く無視していますし、世界最大のスマートフォン市場でもある中国ですら製品は展開していません。その理由は明確で「これからの成長市場」に「コスパのいい製品」を送り出すことで市場での存在感を高めているのです。

先進国の表舞台にはあまり出てきていなかったTranssionですが、傘下企業のTecnoが2022年9月にベルリンで開催されたIFA2022に出展。グローバル規模の展示会にTranssionグループのメーカーが出展するのは初めてでした。そして2023年は世界最大の通信関連イベントであるMWC2023にも出展を行い、しかも折りたたみスマートフォン「PHANTOM V Fold」を発表。通信業界トップのイベントで新製品を発表するということはグローバルでの存在感を知らしめようという考えがあったのでしょう。

そして2023年9月のIFA2023にもTecnoは昨年に引き続き出展を行いました。ブースはスマートフォン企業が集まるホール5で、ブース規模はHONORに次ぐ大きさとかなり力を入れての出展。MWCではスマートフォンメインの展示が行われましたが、IFAでは2022年も2023年もノートPCなどAIoT製品の展示にも注力していました。ノートPCは太陽光を当てると天板に文字が浮かび上がる「MEGABOOK S1 Dazzling Edition」に加え、世界初という水冷式のミニゲーミングPC「MegaMini G1」を展示しました。

MegaMini G1は高さ25cm、底面積は13cm2のコンパクトな透明ボディーのPCです。CPUはIntel Core i9-13900H、GPUはGeForce RTX 4050、メモリは16GBで最大32GB(DDR5)、ストレージは512GBまたは1TB(Pcie 4.0 M.2)を搭載。別途AMD版もありRyzen 7000シリーズを搭載します。本体内部は液体冷却ループに大型ファンを搭載、冷却剤の流れに合わせてLEDライトの点滅制御もできます。現時点では販売時期や価格は未定。気になる人もいるかもしれませんが日本で販売される予定は全くありません。

本業のスマートフォンのほうはインドやアフリカで販売中のモデルを展示。8月に発売したばかりの最新モデル「Pova 5 Pro 5G」はDimensity 6080にメモリ8GB、ストレージ256GB、6.87インチディスプレイを搭載。5000mAhバッテリーは68W充電に対応します。カメラは実質5000万画素のシングル(+80万画素深度測定)とかなり抑えていますが、価格は1万4999ルピー、約2万7000円と格安。そして外観上の大きな特徴として「Turbo Strip」と呼ぶLEDライトストリップを備えます。9色に代わるLEDライトのラインが通知などに合わせて光るのです。光るスマートフォンと言えばNothing Phoneを思い浮かべるでしょうが、Pova 5 Pro 5Gのほうがシンプルでスタイリッシュなデザインにも見えないでしょうか?

スマートフォンはもう1機種「Spark 10 Pro」を展示。こちらはHelio G88搭載の4GモデルでカメラはPova 5 Pro 5G同様の5000万画素。Z世代狙いでフロントカメラは3200万画素と高画質になっています。背面のツートンカラーがちょっとおもしろそう。

そして2月発売の折りたたみ、PHANTOM V Foldも展示していました。

背面はレザーというより不織布のような仕上げにしているのが面白いところ。価格は日本円で15万円程度と折りたたみスマートフォンとしては格安。ただ本体重量は299gとちょっと重めです。

新興国向けメーカーということで安っぽい低価格モデルばかり出していると思いきや、価格を抑えながら光るボディーの製品を出したり、世界トップ企業に並ぶ折りたたみスマートフォンも発売済みで、さらに見た目も派手なゲーミングPCまで出すとは、Tecnoは意外と侮れないメーカーではないでしょうか?Trannsionの他の2社も特徴的な製品を出しており、3社合わせたTranssionグループに勢いを与えています。

Tecnoは9月22日にシンガポールで縦折り式のスマートフォン「PHANTOM V Flip」も発表ました。縦折と横折りを揃えているメーカーは現時点ではサムスン、ファーウェイ、OPPO、vivoのみです。

今後も日本で知られていないスマートフォンの情報などを書いていく予定です。

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