洋服のサイズ表記は、 時々混乱を招くことがありますね。

特に「L」から上のサイズになると、 XLや2XLなどの表記が出てくると 分かりにくいこともあります。 ここで、日本の洋服サイズ表記について詳しく説明します。

1. **XL（エクストララージ）**:

「XL」は「Extra Large」の頭文字を とった省略形で、「特大」という意味です。

国際標準としてもよく使われており、 アメリカやヨーロッパの洋服ブランド でも使用されています。

サイズ表記の順番は、 XS → S → M → L → XL → 2XL（XXL） → … と続きます。 数字（Xの個数）が増えるほどサイズが大きくなります。 つまり、「XL」は「L」の1段階上のサイズです。

2. **LL（ダブルラージ）**:

「LL」は単純に「Large」の「L」を重ねた表現で、 「2L」と書くこともあります。

JIS（日本工業規格）が定めたもので、 日本の洋服のサイズ表記に使われています。

アメリカやヨーロッパの洋服の サイズ表記には使用されていません。 サイズ表記の順番は、 SS → S → M → L → LL（2L） → 3L → … と続きます。 数字が増えるほどサイズが大きくなります。 つまり、「LL（2L）」は「L」の1段階上のサイズです。

3. **違い**:

「XL」と「LL（2L）」はいずれも 「L」の1段階上のサイズを指します。 一般的には同じ意味と考えてよいです。

どちらかに統一されているはずなので、 特定の洋服のサイズ展開において 「XL」と「LL（2L）」が混在することは 基本的にありません。

洋服のサイズはブランドや デザインによっても異なるため、 実際にお店で試着することが大切です。

洋服メーカーのサイズ表記はあくまで目安にして、 自分に合ったサイズを選ぶようにしましょう。¹²