2023年 オリスの新作時計まとめ

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2023年 オリスの新作時計まとめ

2023-04-13 13:33| 来源: 网络整理| 查看: 265

2023年に発表されたオリスの時計をまとめて紹介。高度計を有する「プロパイロット アルティメーター」がモデルチェンジしたことも話題になったが、最も注目を集めたのは“世界一有名なカエルのパペット”であろうカーミットとのコラボレーションモデルである「プロパイロット X カーミットエディション」だ。

プロパイロット アルティメーター

プロパイロット アルティメーター

オリス「プロパイロット アルティメーター」 自動巻き(Cal.Oris793)。25石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約56時間。カーボンケース(直径47mm)。10気圧防水。88万円(税込み)。

 高度計付きモデル「プロパイロット アルティメーター」が刷新された。2014年発表の前作は自動巻き機械式時計としては世界初かつ唯一の高度計付きモデルであった。本作はその特徴を引き継ぎつつ、高度計の機能を向上させつつカーボンファイバーケースを採用している。

 前作の高度計が高度4500mまでの対応であったのに対し、本作の高度計は6000mと性能が大きく向上した。ケースは、ETHチューリヒ大学から独立した9T研究所と共同開発されたカーボンファイバーコンポジット製である。これは、カーボンファイバーとPEKKという分子化合物の複合素材を、積層造形と成型を基にした新たな製造方法によって作られたものだ。この製造方法は通常の3Dプリント技術とは異なるもので、大量生産が可能となっている。

プロパイロット アルティメーター

 本作に用いられるケースでは、軽量かつ強靭に仕上がっており、積層による素材の模様が表れている。また、強度が増したことで前作よりも時計仕上がり厚さを1mm低減することもできた。

 本作は世界で唯一の高度計付き自動巻き機械式モデルである。高度計を備えた機械式時計は存在するが、それらはいずれも手巻き式であるのだ。それは、自動巻きローターがあると、高度を計測するための気圧計を搭載することが難しいためである。オリスは、高度計のリング表示の位置をムーブメントの下側に取り付け、自動巻きムーブメントと高度計を分離した設計を採用している。

プロパイロット アルティメーター

アクイスデイト キャリバー400 41.5mm

アクイスデイト キャリバー400 41.5mm オリス「アクイスデイト キャリバー400 41.5mm」 自動巻き(Cal.Oris400)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。SSケース(直径43.5mm)。300m防水。48万9500円(税込み)。

 300mの防水性能を備えるダイバーズモデル「アクイスデイト キャリバー400 43.5mm」にグリーンモデルが追加された。アクイスデイトは高い防水性に加え、耐磁性能、高精度、約120時間のロングパワーリザーブ、オーバーホール推奨期間10年を備えるCal.400を搭載するコレクションである。本作は、グリーンのグラデーションダイアルに、グリーンのセラミック製ベゼルインサートが与えられたケース径41.5mmモデルである。

 ブレスレットモデルの他にラバーストラップモデルが用意される。また、クイックチェンジを備えており、追加購入すれば簡単に交換可能となっている。

アクイスデイト キャリバー400 41.5mm

アクイスデイト ダイヤモンド

アクイスデイト ダイヤモンド オリス「アクイスデイト ダイヤモンド」 自動巻き(Cal.Oris733)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径41.5mm)。300m防水。79万2000円(税込み)。

 ダイアルとベゼルにラボグロウンダイヤモンドを配した「アクイスデイト ダイヤモンド」が発表された。ラボグロウンダイヤモンドとは、人工的に製造されたダイヤモンドである。一般的にダイヤモンドは、無色で内包物が無いものを高いグレードとして評価されている。

 本作に用いられるラボグロウンダイヤモンドは、無色として高いグレードに位置するEグレードからごく僅かに有色となるGグレードで、かつ内包物が拡大しても発見が難しい程度となるVS1の品質を備える。また、ラボグロウンダイヤモンドは掘削などによる環境負荷が無く、サスティナビリティーを重視してきたオリスらしい選択である。

 ダイアルはチェリーレッドで、ケース径41.5mmである。ブレスレットの他にレッドのラバーストラップも用意される。

アクイスデイト ダイヤモンド

ビッグクラウン キャリバー473

オリス「ビッグクラウン キャリバー473」 手巻き(Cal.473)。27石。パワーリザーブ約120時間。SSケース(直径38mm)。5気圧防水。63万8000円。

 オリス念願の自社製手巻きムーブメントを搭載した「ビッグクラウン ポインターデイト」が復活した。本作には、アイコニックな大きなリュウズとポインターデイトに加え、初期モデルを思わせる、やや小ぶりな38mm径ケースにスモールセコンドが与えられている。

 搭載されるCal.473は自動巻きのCal.403の基本設計を踏襲したものだが、大きく手が加えられた。パワーリザーブ表示をケースバック側に追加し、配置やデザインが見直されたプレートにはヘアライン仕上げと外周の面取りが施されている。また、高い耐磁性能を備えつつ、10年間のメンテナンスフリーがアナウンスされ、本作はマイオリスの登録を条件に10年間の保証期間が与えられる。

 ダイアルはパステル調のブルーで柔らかな印象があり、ポインターデイトのレッドが映える組み合わせである。ストラップにはサステナブルなレザーを製造するチェルボボランテによる鹿革が採用されている。

プロパイロット X カーミットエディション

プロパイロット X カーミットエディション

オリス「プロパイロット X カーミットエディション」 自動巻き(Cal.Oris400)。21石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約120時間。Tiケース(直径39mm)。10気圧防水。66万円(税込み)。

 モダンなパイロットウォッチであるプロパイロットに、ディズニーマペッツとコラボレーションした「プロパイロット X カーミットエディション」が追加された。

 カーミットはセサミストリートなどに登場するカエルで、優しくて皆に慕われ、心配性な面もあるキャラクターである。バンジョーを抱えている姿でも有名だ。オリスがカーミットとのコラボレーションを選んだ理由は、湿地生まれの平凡なカエルで、主役になろうとしないけど重要な役を演じる点が、オリスの風土にマッチしたからであった。

プロパイロット X カーミットエディション

 本作のダイアルはカーミットのグリーンで、「1日」のデイト表示がカーミットの笑顔となっている点が特徴である。これには、月に一度はちょっと力を抜いて楽しい気分になってほしいとのメッセージが込められている。

プロパイロット X カーミットエディション

Contact info: オリスジャパン Tel.03-6260-6876

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