2023.09.30

大小さまざまな12もの温泉や、絶景、レジャースポットなど多彩な観光スポットがある静岡県・伊豆。今回は主要な4つのエリアの特徴や巡り方、おすすめのスポットを紹介します。

※この記事は2023年9月15日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信：じゃらんニュース

伊豆は大きく4つのエリアに分かれる 東伊豆エリア（熱海・伊東周辺） 南伊豆エリア（下田・南伊豆町周辺） 中伊豆エリア（三島・修善寺周辺） 西伊豆エリア（土肥・沼津周辺） 初めての伊豆観光におすすめのモデルコース

ダイナミックな自然が織りなす絶景に温泉、海鮮グルメなど、楽しみどころが満載の伊豆。そんな伊豆は大きく東伊豆・南伊豆・中伊豆・西伊豆の4つのエリアに分かれます。東伊豆・中伊豆は電車でもアクセスしやすく、東伊豆の熱海などは都心から日帰りでも楽しめるエリアです。

南伊豆も電車でアクセスできますが、熱海から南伊豆の下田までは電車で約2時間かかるため、旅を計画する際は移動時間を考慮することが必要です。西伊豆エリアは、鉄道がなくバスでアクセスするエリアとなるため、スムーズにめぐるには、車での移動がおすすめです。

都心からアクセスしやすい東伊豆エリア。伊豆の東の玄関口である熱海は新幹線を利用すれば東京から約45分、名古屋からなら約2時間です。電車やバスで移動できるエリアなので、車がなくても訪れやすいですよ。

また東伊豆エリアだけなら1泊2日で十分めぐることができるので、週末旅にもぴったり。旅館やホテルがたくさんあり、選べる楽しさがあります。商業施設や子どもが楽しめるレジャースポットも多く、ファミリー旅にもおすすめのエリアです。

熱海温泉：徳川家康も愛した歴史ある温泉地。レトロな雰囲気もフォトジェニック 伊東温泉：多くの文人や芸術家たちも訪れ、湯治場としても栄えた歴史を持つ 熱川温泉：温泉の温度は100度と超高温！湯けむりがただよう温泉街 稲取温泉：「稲取キンメ」というブランド金目鯛が有名で、豊富な海の幸が自慢 河津温泉郷：「河津七滝」という滝の名所や早春に咲く「河津桜」が有名

熱海を象徴する観光スポットである熱海サンビーチ。青い海と白い砂浜、ビーチ沿いにはヤシの木が立ち並び、リゾート感を盛り上げてくれますよ。砂浜は約400m続き、夏には多くの海水浴客が訪れます。波は穏やかなので、子どもの海水浴デビューにもおすすめです。

夜には昼間のにぎわいとは一転、砂浜がライトアップされロマンティックなムードに。このライトは月の光をイメージしたもので、淡いブルーに照らされたビーチには幻想的な光景が広がります。波音を聞きながら、夜の散歩を楽しんでみるのもいいですね。

さらに熱海のサンビーチといえば、夏だけでなく年間10回以上開催される花火大会も魅力。会場となる熱海湾はすり鉢状になっているため、花火の音が反響しやすく、迫力満点！フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」はなんとも美しく、感動すること間違いなし！ぜひ花火大会の開催日を狙って熱海を訪れてみてください。

個性あふれる13のテーマガーデンから成るACAO FOREST。20万坪の広大な敷地には四季折々の花々が咲き誇ります。中でもバラは600種4000株もあり、例年5月から6月にかけて咲き、とても華やぎます。またハーブも約100種類植栽され、園内のハーブ工房ではハーブを使用した石鹸やネイルオイルづくりのワークショップ(1500円〜)なども体験できます。

ACAO FORESTの見どころの一つである「COEDA HOUSE」。建築家の隈研吾氏が手がけたカフェで、小さな枝を組み合わせて大きな木のように見える建築で、木の温もりを感じられる空間です。カフェでは自家製ハーブシロップを使用したオリジナルドリンクやアイス、熱海特産の橙（だいだい）を使用したスイーツが楽しめます。

ACAO FORESTの麓に2022年4月にオープンした「ACAO ROSE SQUARE」。ピッツェリア、セレクトショップ、ベーカリー、ドーナツショップが入っており、地域の食と文化をテーマにした4店舗となっています。

ACAO ROSE SQUARE内にも絶景テラスがあるので、パンやドーナツを買ってくつろいだり、海を眺めながらランチやディナーを楽しんだりと多彩な楽しみ方ができそうです。

熱海から東伊豆方面に行く際に通る国道135号沿いにあるカラフルな外観が特徴の伊東マリンタウン。レストランやショップはもちろん、海が一望できる温泉や足湯、マリーナまで併設する複合施設で、楽しみどころが満載の道の駅です。

マリーナからは遊覧船が運航しており、富士山を望みながら伊東沖をめぐる45分間のクルージングが体験可能。船底はガラス張りになっており、魚たちが泳ぐ様子を眺められます。スカイデッキからは心地よい海風を浴びながら景色を眺めたり、カモメにエサをあげたりもできますよ。

レストランはもちろん海鮮メニューが充実しており、寿司や定食、海鮮丼などが味わえます。中でも名物は「伊豆高原ビール 海の前のカフェレストラン」の「漁師の漬け丼」。ご飯の上に海鮮がこんもりと盛られ、インパクト大！海の幸をたっぷり堪能してくださいね。

お椀をひっくり返したようなビジュアルが特徴的な大室山。約4000年前の噴火によってこのような形になり、すり鉢状の噴火口は直径約250〜300mほどの大きさがあります。麓からはリフトが運行されていて、約6分で山頂へと向かえますよ。

山頂は1周約1kmの遊歩道となっており、開放感抜群！360度のパノラマ絶景が広がり、晴れた日は富士山や伊豆諸島の島々を見渡せます。すり鉢の底になっているようなところでは、アーチェリー体験をすることができますよ。心地よい風に吹かれながら、的を射る爽快感を味わってみてください。

大室山の目の前にはカピバラ温泉で知られる「伊豆シャボテン動物公園」があります。さまざまな動物とのふれあいやサボテンをはじめとした多肉植物の展示を楽しめるので、一緒に訪れるのがおすすめです。

大室山で起こった約4000年前の噴火の際に、流れ出た溶岩によってできたとされる城ヶ崎海岸。溶岩が海水によって冷え固まったことでできたゴツゴツとした岩場や荒々しい断崖絶壁が広がり、大自然のダイナミックさを感じられます。海の透明度も抜群で、まさに絶景といった光景が広がります。

最大の見どころは「門脇つり橋」。全長約48m、高さ約23mの断崖絶壁にかかる吊り橋です。橋の下にはザブーンと波が打ち付け、スリル満点！ぜひ勇気を出して渡り切ってみてください。

吊り橋を渡った先には360度のパノラマ風景が楽しめる「門脇埼灯台」があり、展望室は無料で利用することができます。こちらでも海絶景が楽しめるので、大自然の雄大さを堪能できますよ。

伊豆半島の南部分の南伊豆エリアは、手つかずの自然が多く残り、ゆったりとした空気が流れています。幕末にペリーが来航したことで知られ、昔ながらの町並みが残る下田や伊豆半島の最南端で、秘境感あるスポットが豊富な南伊豆町などがあります。

また美しいビーチもたくさんあり、マリンアクティビティも充実しているので、夏には多くの人が訪れるエリアです。下田までは電車でアクセスできますが、それ以南は鉄道でアクセスできないため、車を利用するのがおすすめです。

下田温泉：蓮台寺温泉、白浜温泉、河内温泉などの総称。海水浴などの後にも立ち寄りやすい 観音温泉：奥下田にある温泉。強アルカリ性で、まるで化粧水のようなとろりとした湯ざわりが特徴 下賀茂温泉：湯治場として栄え、町のあちこちに湯煙が立ち上る。早春には河津桜と菜の花が美しい「みなみの桜と菜の花まつり」の開催地としても知られる

自然が生み出したパワースポットとして注目を集める龍宮窟。天井がポッカリと空いた不思議な洞窟で、光が美しく差し込みます。幾重にも重なる地層は長い年月や大自然の壮大さを感じられます。洞窟の中はひんやりとしており、現実世界とは切り離されたような、なんとも神秘的な雰囲気が広がっていますよ。

洞窟の上から見下ろすと海岸がハート型に見えるとSNSで話題に。洞窟の上部には遊歩道があり、上から見下ろすことができますよ。

龍宮窟の隣は「田牛サンドスキー場」という天然の砂のゲレンデになっていて、傾斜30度、長さ45m、幅は100mもあります。ソリは近くの民宿で有料で借りることができるので、海に飛び込むようなスリリングな体験をぜひ試してみてください！

伊豆半島の最南端に位置する石廊崎（いろうざき）。地形が複雑に入り組み、ギザギザした海岸が特徴的で、岬の先に立てば左手に相模灘、右手に駿河湾のパノラマ絶景を望むことができます。どこまでも続く水平線を眺めれば地球の大きさを感じられ、日頃の悩みも忘れられそうです。

「日本の灯台50選」にも選ばれている「石廊崎灯台」。海の青と真っ白な灯台の景色はフォトジェニックで、思わず写真におさめたくなります。また石廊崎には海上安全の神様を奉る「石室神社」と、縁結びの神様を奉る「熊野神社」があるので、そちらもぜひお参りに訪れてみてください。

散策を終えた後は休憩棟でひと息。名物の「オーシャンソフト」は、南伊豆の美しい海の青を表現したソフトクリーム。時間の経過とともに青色に染まっていくフォトジェニックで、美味しい一品です。

自然の入り江を利用した海上に浮かぶ水族館で、特にイルカとの距離の近さが魅力です。直接エサをあげたり、握手やジャンプなどの合図を出すことができる「ドルフィンフィーディング」や波打ち際のビーチに入り、イルカと触れ合える「ドルフィンビーチ」など、イルカたちと間近で接することができます。

中でも注目なのは「アメージング・シート」。 「ワンダー・オーシャン」というイルカショーの際に座れる特別席なのですが、イルカたちが目の前を高速で駆け抜けたり、頭上を飛び越えたりの圧巻のパフォーマンスは迫力満点です。

館内には他にも伊豆の海を再現した「アクアドームペリー号」、ペンギンを360度いろいろな方向から観察できる「ペンギンパノラマプール」、コツメカワウソの手に触れる「ふれあいの森」など、イルカ以外にもさまざまな動物たちと出会うことができますよ。

伊豆の小京都と呼ばれ、情緒あふれる温泉街の修善寺や富士山の眺望が楽しめる伊豆長岡などのエリアがあり、しっぽりとした落ち着いた雰囲気が魅力。隠れ家感がある宿も多く、カップルや夫婦旅におすすめです。

伊豆の西の玄関口である三島駅があるので、新幹線でのアクセスが便利。伊豆長岡や修善寺へ行くには伊豆箱根鉄道という電車を利用できますが、駅から少し離れたところにも魅力的なスポットがたくさんあるので、より楽しみたいという人は三島駅でレンタカーを借りるという手もあります。

伊豆長岡温泉：歴史ある古奈温泉と長岡温泉を合わせた総称。美肌の湯として知られ、飲泉も可能 修善寺温泉：弘法大師が807年に開湯としたとされる温泉。風情ある町並みも魅力 天城湯ヶ島温泉郷：川端康成の『伊豆の踊り子』の舞台。天城連山に囲まれた山間の静かな雰囲気が漂う

温泉街の中心を流れる桂川沿いの散歩道である竹林の小径。石畳が続く和の情緒が感じられる遊歩道となっており、浴衣や着物での散策がぴったりです。そよそよと竹が風に揺れる姿を眺めているだけで癒されそうです。

日没後はライトアップされ、幻想的な雰囲気に。旅館で食事を済ませた後、夜の散歩に出かけるのもおすすめです。

竹林の小径のそばには「桂橋」という朱塗りの橋があり、とても風情があります。秋の美しい紅葉と、橋とのコントラストは必見です。桂川には桂橋を含め5つの橋がかかっており、恋の願いをかけながらすべての橋を渡るとその恋が叶うといわれています。竹林の小径を訪れた際には、ぜひ橋も渡ってみてくださいね。

名曲『天城越え』に登場することでも知られる浄蓮の滝は、「日本の滝100選」にも選ばれている名爆です。滝の落差は25m、幅は7m、滝壺の深さは15mにもなり、付近には清涼な空気が流れ、夏でもとても涼しいスポットです。マイナスイオンたっぷりの空気を吸い込めば、リラックスでき爽快な気持ちになれます。

滝の下流にはマス釣りの釣場があり、ニジマスやあまご等の渓流釣りを体験できます。釣竿はレンタル可能で、釣った魚をその場で食べることもできますよ。

浄蓮の滝がある天城はわさびの名産地。渓流沿いにはわさび田が続いており、滝から流れる清流によって栽培されるわさびを見ることができます。付近の売店ではわさびアイスも販売。ピリッとした辛さとアイスクリームの甘さが意外とマッチしクセになる美味しさなので、ぜひ試してみてください。

葛城山の山頂に広がる絶景テラスが魅力の伊豆パノラマパーク。標高452mの山頂エリアへはロープウェイでアクセスできます。約7分の空中散歩を楽しんでロープウェイを降りると、富士山が目の前にドーン！と広がる圧巻の眺望が目に飛び込んできます。

山頂エリアにある「碧テラス」は、水盤を使った展望デッキやのんびりくつろげるソファ、ベンチのある展望広場。山頂ならではの開放感は抜群です。「ザ・ウォーターラウンジ」は碧テラスの特等席！コーヒーやビールなどを飲みながら絶景を望む贅沢なひと時を過ごせます。

「碧テラス」にはテーブル席やカウンター席を備えたカフェ「かつらぎ茶寮」と、テイクアウトができるコーヒースタンド「葛城珈琲」の、2つの飲食店があります。「かつらぎ茶寮」のカウンター席も、富士山が眺められるおすすめの席。山頂からの絶景を存分に堪能してくださいね。

夕日の美しい町として知られる西伊豆。主に伊豆半島の西側にある海岸沿いのエリアを指し、絶景スポットも豊富です。海沿いを気持ちよく走れ、ドライブコースとしても適しているので、絶景めぐりのドライブデートなどにもおすすめです。

西伊豆エリアは鉄道が通っておらず、公共交通機関で向かうには修善寺からバスというアクセス方法になるので、車を利用するのがベター。中伊豆エリアと同様、三島駅までは新幹線でアクセスし、そこからはレンタカーを利用するという方法も便利です。

戸田（へだ）温泉：駿河湾越しの富士山を望める絶景の地。戸田港から直送される魚介が味わえ、特に高足ガニが有名 土肥温泉：豊かな自然に恵まれた温泉地。6本の源泉から効能豊かな塩化物泉が湧き出ている 堂ヶ島温泉：「三四郎島」という沖合に浮かぶ島と夕日が美しく、町営温泉や旅館の露天風呂からも絶景が楽しめる

西伊豆を代表する夕日の名所。岬の先に展望デッキがあり、富士山や駿河湾を一望できます。水平線に沈んでいく夕日は美しく、いつまでも眺めていたくなる景色です。夕暮れに訪れるのがおすすめですが、昼間もパノラマ絶景が楽しめますよ。

夕日が沈んだ後に訪れるマジックアワーも見逃せないポイント。刻々と空の色が移りゆき、幻想的な雰囲気に包まれます。しばし喧騒から離れ、何も考えず雄大な夕日を眺める贅沢な時間を過ごせそうですね。

展望デッキには「ラブコールベル」と呼ばれる鐘があり、3回鳴らしながら好きな人の名を唱えると愛が実るといわれており、恋愛のパワースポットとしても知られています。ぜひ大切な人と一緒に訪れてみてくださいね。

まるでイタリアの「青の洞窟」のような美しい光とエメラルドグリーンの海を望める天窓洞（てんそうどう）。国の天然記念物にも指定されています。天窓洞は柔らかい凝灰岩からできており、波が長い年月侵食したことで洞窟になったものです。洞窟の真ん中あたりは天井が天窓のようにぽっかりと穴が開いていて、そこから光が差し込み神秘的な光景を作り出しています。

洞窟の中へは遊覧船で入ることができます。遊覧船は天窓まで進んでくれるので、間近で美しい光や青い海を望むことができますよ。20分ほどのクルーズを楽しみながら、大自然が作り出す幻想的な光景を満喫してください。洞窟の中には入れませんが、陸上にある遊歩道から天窓洞を上から眺めることもできます。

推定産出量は金40t、銀400tとされる金山。昭和40年に閉山してしまいましたが、現在は金山の歴史や金について知れる観光施設となっています。施設内にはギネスにも認定された250kgもの金塊が展示されており、世界一の巨大金塊を見ることができます。

ぜひ体験したいのが砂金採り体験です。やり方は簡単！「パンニング皿」と呼ばれる砂金採り専用の器を使って砂をすくい、揺すりながら砂金を探すだけ。採った砂金は小瓶に入れておみやげにできるので、チャレンジしてみてくださいね。

おみやげにおすすめなのは、金箔をたっぷり散りばめた豪華なカステラ！ちょっとしたセレブ気分が味わえる一品です。自分用にはもちろん、友人へのプレゼントにも喜ばれそうです。

＜1日目＞ 熱海駅到着。レンタカーを借りる ↓約40分 「道の駅 伊東マリンタウン」でひと息。海鮮丼ランチを味わう ↓約2時間20分 海沿いドライブを楽しみながら「石廊崎オーシャンパーク」で絶景を満喫 ↓約1時間 下田エリアに宿泊

＜2日目＞ 下田エリア ↓約1時間 ホテルをチェックアウト後、「大室山」へ ↓約50分 「ACAO FOREST」でランチ ↓約10分 「熱海サンビーチ」を散歩 ↓約10分 レンタカーを返却し、熱海駅へ

＜1日目＞ 三島駅到着。レンタカーを借りる ↓約1時間30分 クルージングで「天窓洞」の絶景を楽しむ ↓約25分 「土肥金山」で砂金採り体験 ↓約25分 「恋人岬」で絶景夕日に酔いしれる ↓約20分 西伊豆エリアに宿泊

＜2日目＞ 西伊豆エリア ↓約1時間 チェックアウト後、「竹林の小径」へ。修善寺エリアを散策&ランチ ↓約15分 「伊豆パノラマパーク」の碧テラスで絶景を眺めながらくつろぐ ↓約30分 レンタカーを返却し、三島駅へ

海、絶景、グルメ、温泉に宿と、伊豆にはこの記事では紹介しきれないほどの楽しみがたくさんあります。アクセスの良さも魅力なので、ぜひ気軽に足を運んで伊豆旅を存分に満喫してくださいね！

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神戸生まれ、大阪育ち。東京の広告制作会社に勤務後、フリーランスのディレクター兼ライターに転身。旅行、住宅に関するお仕事を主に、現在京都と東京を行き来する二拠点生活を送っています。趣味はビールと旅と音楽。