美雪は忘れ物をしたと、部室へ。するとるいが見せたかったという、「ななのなぞ」を見つけてしまいます。これを見た瞬間、美雪は魔術師に襲われました。金田一は嫌な予感がして、3つ目の七不思議「血に染まった井戸」へ。そこで美雪を発見し、美雪は何とか一命を取り留めました。 その後金田一は剣持から、10年前にちひろ(天野はな)という生徒が行方不明になっていることを聞きます。そして、「謎は全て解けた。3時間後に関係者を集めてほしい」と剣持に頼みました。 関係者たちは3時間後、生物室で吊るされた金田一と魔術師を発見。急いで向かうも、また生物室には誰もいません。これは鏡を使ったトリックで、遺体があったのは生物室と真逆の物理室。犯人は的場だったのです。 るいが残した暗号を読み取ると、「壁の中に骨」。真壁のポスターの下にあった壁の穴の中には、白骨化した遺体が入っていました。的場は暗号に気付いたるい、ポスターを剥がした尾ノ上を殺害し、暗号を見た美雪も襲ったのです。 的場は25年前に不動高校の新校舎を建てた建設会社の社員で、当時ずさんな工事で下請けの作業員6名が亡くなりました。会社は遺体を旧校舎の床下に隠し、的場は番人として高校教師に。しかし10年前にちひろがこのことに気付き、的場はちひろを殺害し壁に埋めて、7つ目の七不思議を作り上げたのでした。 すると突然、立花はハサミで的場の腹を刺します。実は立花はちひろの父で、真相を突き止めるために当直の仕事をしていました。立花は情状酌量の余地があるということで無事事件が解決し、剣持は「また会おう」と金田一に告げたのです。