GMATとGREのどちらが良いか 〜両者を複数回受験して思う、EAも考慮に入れた上での選択〜

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GMATとGREのどちらが良いか 〜両者を複数回受験して思う、EAも考慮に入れた上での選択〜

2023-08-19 10:45| 来源: 网络整理| 查看: 265

おそらくMBA受験生の多くが今後頭を悩ませていくであろうGMAT vs. GREの比較に関してです。少し前まではMBA = GMATであったため、ネットにもあまり実体験を踏まえた比較が落ちていないと思いますので、少しでも参考になればと思います。

 

GMATとGREに関する詳細については色々な方が纏めていると思いますので、本稿ではそれぞれのテストに一定程度の前提知識があることを前提に、両者をそれぞれ複数回受験してみて、個人的に思ったことを書きます。因みに私はEA(Executive Assessment)も受験していますので、3つのテストを受けた実体験を踏まえて考え方を提供できるという意味では、希少かもしれません。

 

GMAT

数学が得意な方に向いているテスト 一つ前の問題に戻れないためプレッシャーがかかり、実力通りの力が出ないことがある 点数が一般的にはぶれやすいと言われる(上記の実力発揮の難しさに加えて、一問刻みのCAT方式であることと、時間制限に起因するランダムクリックの運に依るものと考えられる) SCの知識は、正しいEnglish WritingやSpeakingの観点で、役立つ(気がする) GMAT対策をすれば、追加の対策なしでEAを受験できる GRE Mathへの移行時に追加の対策不要(私はGMATからGREに移行しましたが、GREに特化した対策を全く行っていません) GRE Verbalへの移行は、単語学習のみでOK GMATに失敗しても、GREへの移行は難しくないため、ハイスコアを出すためのテストの受験回数を増やすことができる

GRE

数学がそこまで得意でなくても、Mathで満点が取れる(そもそもMathの問題自体がGMAT対比平易。私はGMAT Mathの本番で49点しか取れませんでしたが、GREは170点満点が取れました) 努力が結実しやすい(単語問題の存在、セクション毎のCAT方式であることに起因) セット毎に時間が区切られているため心の平静を保つことが容易、且つ自分なりの解き方を確立し、戦略的に進めやすい 暗記した単語が、MBA生活やその後の人生にどれだけ活きるかは不明 GRE→GMATの移行については、その逆に対して難しいと思われる(GMATの方がMathの難度が高く、VerbalもSC、CRの追加対策が必要)。但し不可能ではない

 

上記がGMAT、GREに関する所感ですが、それぞれの選択について見解を言う前に、2つ追加論点を紹介します。

 

論点①:EA

GMATの箇所でEAについて記載しましたが、EAとはGMATと同じ会社が提供する試験であり、GMATの簡易版のテストです。MathとVerbalに加えて、IRも合計点数の算出に加味される形になります。

 

因みに私はGMATの点数は700点に結局最後まで届きませんでしたが、EAを受けたところ700点台中盤に相当するとされる点数を取ることができました。このような思いがけないベネフィットを受け得る可能性があるのは、GMAT受験の特権かと思います。

 

記事を書いている時点でUSのトップスクールのFull-time MBAでは下記がEAでのスコア提出を認めているようなので、このあたりが志望校に入ってくる方には魅力的な選択肢となります。リンク先に受け入れプログラムの一覧もありますので、ご参照ください。

Columbia NYU Stern Duke Fuqua CMU Tepper Texas McCombs Georgetown McDonough MIT Sloan Fellows(1年制)

www.gmac.com

 

論点②:GMATとGREの受験者平均の差

この論点は非常に重要ですが、GREの方が圧倒的に合格者のMedian / Averageが低く、仮にそれをスコアメイクの一つの目安とする場合、到達しやすいと思います。

一例ですが、米国のトップスクールが出しているClass of 2023の各テストのMedian / Averageは以下の通りです。Stanford以外は極めて大きな開きがあります。

 

Stanford GSB (Average):

GMAT:738 GRE: Verbal 165 / Math 165(GMAT換算:730)

HBS (Median):

GMAT:730 GRE: Verbal 163 / Math 164(GMAT換算:700)

Chicago Booth (Average):

GMAT:732 GRE: Verbal 162 / Math 163(GMAT換算:680)

Wharton (Average):

GMAT:733 GRE: Verbal 162 / Math 162(GMAT換算:670)

 

因みにGRE→GMATの換算については、ETSが公式に出している以下のToolを用いて計算しています。(ビジネススクールがこちらを本当に用いているかは不明ですが。。)

www.ets.org

 

これらを踏まえて、私のGMAT vs. GREの選択に関する推奨は以下です。(GRE→GMATへの移行については可能だと思いますが、時間の制限や、転向を考える時点で相応に追い込まれていることも想定される中かなり大変だと思うので、難しいとの前提です。)

 

GMATから開始すべき人

数学に自信がある ColumbiaやNYU等のEA受け入れ可のプログラムの志望度が高く、ほぼ単願に近い状況 スコアメイクに関して時間の猶予がある(GRE転向もオプションとする場合、転向の判断なども含め、少なくともGMAT対策開始からスコアメイクまで半年は猶予があるのが良いかと思います。)

 

GRE一本で勝負すべき人

数学に強い自信がない EA受け入れ可のプログラムに特定の拘りがない 努力型。コツコツ単語を覚えるのが得意

 

かく言う私は、GREに関してあまりリサーチもしないまま、取り敢えずまずはGMATを対策し、最悪ダメだったらGREに行こうくらいの軽い気持ちでGMATから対策を開始しました。今思えば、色々な人の意見を聞き、丁寧に判断すべきだっだとの反省があります。

 

私の場合は、受験プロセスを通してEAの高スコアに助けられた側面はあるものの、再度やり直すならGRE一本で、それに心血を注ぐ方法で行くかと思います。GMAT対比での受験者平均の乖離や、自分の数学の能力値(受験で数学を使ったものの、文系で得意意識はない)を踏まえると、その方が賢い選択だったと思います。

 

テスト対策開始前、若しくはテスト対策中の方々に対して、参考になるところがあれば幸いです。私は幸いにも最終的にGREでMath 170 / Verbal 159の329点(GMAT換算740点)を取得できましたが、スコアメイクにあたっての勉強法やTipsなどについては、また別の機会に書きたいと思います。



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