RTX 3050Ti,i7

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MSI Pulse GL66 11Uの実機レビュー 更新日:2021年5月17日 CPU Core i7-11800H GPU RTX 3060 Laptop RTX 3050Ti Laptop メモリ 16GB ストレージ 512GB / 1TB NVMe SSD 液晶サイズ 15.6インチ 液晶種類 FHD 144Hz 非光沢 質量 約2.2kg バッテリー 53.5Wh 価格[税込] 17万円台~ エントリー向けゲームPCとは思えない性能

MSI Pulse GL66 11Uは、最新のGeForce RTX 3050Tiを搭載したエントリー向けのゲーミングノートPCです。

 エントリー向けといっても、性能は大きく向上し、DLSSなどにも対応しています。

さらにCPUには、発表されたばかりの8コアのTiger Lake-Hの「Core i7-11800H」を搭載しています。こちらも、高い性能で、Lihgtroomの書き出しなど非常に高速でした。

144 Hzの高リフレッシュレート液晶も搭載し、特にeスポーツシューティングや、中程度の重さのゲームを主にプレイする方におすすめです。

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レビュー機は、メーカーからの貸出機です。今回は次の構成でレビューをしています。

レビュー機の構成

Core i7-11800H、16GBメモリ、GeForce RTX 3050Ti 4GB、144Hz液晶

 

目次

お忙しい方は、「MSI Pulse GL66 11Uの特徴」のみお読みください。

MSI Pulse GL66 11Uの特徴 各用途の快適度 ゲームベンチマーク&フレームレート ディスプレイのチェック キーボードおよびタッチパッドのチェック パフォーマンスのチェック クリエイターソフトの処理時間 USB Type-C / HDMIの動作テスト 質量のチェック バッテリー駆動時間のチェック パーツの温度のチェック 静音性のチェック 表面温度のチェック 消費電力のチェック 外観のチェック まとめ

 

MSI Pulse GL66 11Uの特徴 DLSSにも対応した「RTX 3050Ti」

MSI Pulse GL66 11Uは、先日NVIDIAより発表されたばかりの、エントリークラスの新モバイル用グラフィックス「GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU」を搭載したゲーミングノートです。

上位モデルのRTX 3060の比較すると、RTX 3050Tiは全体的にスペックは劣るものの、Tensorコアを搭載することで、DLSSに対応し従来よりもゲームのフレームレートが向上しています。また、AIを活用したクリエイター向けソフトも快適に使えるようになっています。

下位モデルのRTX 3050と比較すると、RTX 3050TiはCUDAコア数などが多くなっており、処理にもよりますが約15%性能が高くなります。

また、RTコアを搭載し、リアルタイムレイトレーシングにも対応しています。ただ、RTコア数およびメモリ容量がそれほど多くない点から、リアルタイムレイトレーシングを有効にしても、快適に動くゲームは少ない思います。

ノートPC向けGeForce RTX 30シリーズの比較   GeForce RTX 3060 GeForce RTX 3050Ti GeForce RTX 3050 CUDAコア数 3840 2560 2048 RTコア数 30 20 16 Tensorコア数 120 80 64 ブーストクロック 1283 - 1703 MHz 1035 - 1695 MHz 1057 - 1740 MHz GPU サブシステム電力 60 - 115 W 35 - 80 W メモリ 6GB GDDR6 4GB GDDR6 メモリバス幅 192 bit 128 bit アーキテクチャ Ampere NVIDIA DLSS 対応 Resizable BAR 対応 NVIDIA Studio ドライバー 対応

 

RTX 3050Tiの最大グラフィックパワーは60W

ノート用グラフィックスにおいてはメーカーや機種によって設定されている最大グラフィックパワーが異なります。MSI Pulse GL66 11Uに搭載されているRTX 3050Tiの最大グラフィックパワーを確認すると、60Wとなっていました。

RTX 3050TiのGPU サブシステム電力が35 - 80 Wであることを考慮すると、普通の数値ではないかなと思います。

NVIDIAのシステム情報で確認した最大グラフィックスパワー

 

MSI Pulse GL66 11Uで計測した3DMark Time Spyの結果を確認してみると、RTX 3050Tiのスコアは、GTX 1660Tiよりやや低い程度で、従来のエントリーGPUのGTX 1650Tiより1.4倍もスコアが高くなっています。

3DMark Time Spy(DX12) - Graphics score ハイエンド RTX 3080 16GB 11361 (130W) RTX 3070 10327 (130W) RTX 3080 8GB 10258 (105W) RTX 2080 9456 ミドルハイ RTX 3070 9220 (95W) RTX 2070 SUPER 8322 RTX 3060 8302 (130W) RTX 2070 7778 RTX 3060 7519 (95W) ミドルレンジ RTX 3060 7047 (75W) RTX 2060 6163 RTX 2060 Max-Q 5676 GTX 1660Ti 5667 エントリー RTX 3050Ti 5292 (60W) RTX 3050 4600くらい GTX 1650Ti 3700 GTX 1650 3494  :GeForce RTX 3050Ti Laptop 括弧()内は最大グラフィックスパワー

 

8コアのプロセッサー「Core i7-11800H」搭載

今までモバイル向けのインテル第11世代Core(Tiger Lake)は、4コアまでのプロセッサーしか発売されていませんでしたが、2021年5月、6コアおよび8コアのTiger Lake-Hプロセッサーが発売されました。

MSI Pulse GL66 11Uは、この中で、8コア/16スレッドの性能の高いプロセッサーとなっています。

インテル第11世代Core(Tiger Lake)Hシリーズ プロセッサー   コア/ スレッド Max Boost [GHz] Base [GHz] Cache TDP Core i9-11980HK 8 / 16 5.0 2.6 - 3.3 24MB 45-65W Core i9-11900H 8 / 16 4.9 2.1 - 2.5 24MB 35-45W Core i7-11800H 8 / 16 4.6 1.9 - 2.3 24MB 35-45W Core i5-11400H 6 / 12 4.5 2.2 - 2.7 12MB 35-45W Core i5-11260H 6 / 12 4.4 2.1 - 2.6 12MB 35-45W Core i7-11370H 4 / 8 4.8 3.0 - 3.3 12MB 28-35W Core i5-11300H 4 / 8 4.4 2.6 - 3.1 8MB 28-35W

 

CINEBENCH R23を確認すると、Core i7-11800Hは、4コアのTiger Lake-HのCore i7-11370Hよりも、約1.5倍のスコアが出ています。

第10世代のCore i7-10875Hと比較した場合、マルチコアのスコアはほぼ同じですが、シングルコアのスコアが非常に向上しています。

ライバルとなるRyzen 7 5800Hと比べると、マルチコアは劣るものの、シングルコアのスコアは勝っています。また、後述しますが、Adobe Lightroom Classicの書き出し時間は、Core i7-11800Hのほうが非常に速いです。

CINEBENCH R23 マルチコア Ryzen 7 5800H [8コア] 12604 Core i7-11800H [8コア] 10593 Core i7-10875H [8コア] 10579 Core i7-11370H [4コア] 7123 シングルコア Core i7-11370H 1519 Core i7-11800H 1507 Ryzen 7 5800H 1435 Core i7-10875H 1306

 

144Hzのハイリフレッシュレート液晶

MSI Pulse GL66 11Uは、144Hz駆動のハイリフレッシュレート液晶を搭載しています。

1秒間に最大144回画面の書き換えを行い、滑らかな映像でのゲームプレイが可能となります。特に、FPS系のeスポーツタイトルをプレイするのに適しています。 GeForce RTX 3050Tiでも、VALORANT、APEX、フォートナイト、PUBGといった軽めのゲームなら、100 fps以上のフレームレートで快適にプレイすることができます。

144Hzのハイリフレッシュレート液晶

 

強力冷却システム「Cooler Boost 5」

MSI Pulse GL66 11Uは、冷却性能を高めるため、底面のメッシュ部分を多くしています。また、2基のファンと6本のヒートパイプと、MSI独自のサーマルグリスより、長時間のゲーミングでも内部の温度を保ち、安定動作を可能としています。その分、底面は衝撃に弱くなっているので、落下には注意です。

Cooler Boost 5

 

新しくなった管理ツール「MSI Center」

MSI製品管理ツールが、「Dragon Center」から「MSI Center」に変わり、すっきりしてとても見やすくなりました。

また、ここからパフォーマンスモードを管理することができ、「Extreme Performance」「Balanced」「Silent」「Super Battery」「User」5つのモードをそれぞれ用途に応じて切り替えることができます。

すっきりして見やすくなった「MSI Center」

 

やや残念なポイント

MSI Pulse GL66 11Uのやや残念なポイントは、USB-CポートがDisplayPort出力に対応していない点です。映像出力ポートはHDMIしかないため、複数台のディスプレイを繋ぎたいような方に適しません。

また、色域が広いのはメリットで、画像編集などにも使えると思いますが、青色が強く、色のバランスが悪いです。画像編集などをするなら、キャリブレーションツールで色補正したほうがいいと思います。

 

各用途の快適度

MSI Pulse GL66 11Uの各用途の快適度は次のように考えます。もちろん、細かい用途や、ソフトによっても快適具合は変わってきますので、参考程度にご覧下さい。

各用途の快適度 用途 快適度 コメント Web閲覧 Office作業 ◎ スペックは十分です。快適に作業できるでしょう。 動画鑑賞 ○ 色域は比較的広く、見やすい液晶で、スペックも十分です。スピーカー音は普通です。 オンライン会議 ○ 特別性能がいいわけではありませんが、カメラ、マイク、スピーカーを備えており、オンライン会議に参加できます。 RAW現像 画像編集 ○ 色域は比較的広く、当サイトによる計測ではsRGBカバー率は95.3%と、Webコンテンツ用の編集になら使えると思います。ただし、青みが強いので、i1 Display Proなどを別途購入し、キャリブレーションしたほうがいいかもしれません。 動画編集 ◎ CPUおよびグラフィックス性能がそこそこ高く、快適に動画編集ができます。 ゲーム ◎ RTX 3050Ti0 Laptop + 144Hzのハイリフレッシュレート液晶を搭載し、軽いゲームから中程度のゲームなら快適にプレイできます。重めのゲームは設定を落とす必要があるかもしれません。

 

ゲームベンチマーク&フレームレート

ここでは、最も高いパフォーマンスが出る「Extreme Performance」のモードで、ゲームの平均フレームレートを掲載します。

eスポーツタイトルのフレームレート

国内で人気の高いeスポーツタイトルの平均フレームレートを掲載します。すべて同じバージョン、同じ状況で計測しているわけではないので、あくまで参考値としてご覧ください。

高設定でも100 fps以上出ており、快適にプレイできます。さらに設定を落とすことにより、144 Hz液晶も最大限発揮できるようになるので、優位にゲームを進められるでしょう。eスポーツシューティングをプレイするなら本製品でも十分だと思います。

以下のゲームのフレームレートについて グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP) 軽い部類のゲーム Apex Legends(DX11) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 低設定 196 fps 高設定 113 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、高設定) RTX 3080 16GB 130W 196 fps RTX 3070 130W 193 fps RTX 2080   190 fps RTX 3080 8GB 105W 177 fps RTX 3060 130W 175 fps RTX 3070 95W 170 fps RTX 2070 SUPER   163 fps RTX 3060 95W 159 fps RTX 2080 SUPER Max-Q   144 fps RTX 3060 75W 143 fps RTX 2070   138 fps RTX 2060   123 fps GTX 1660Ti   113 fps RTX 3050Ti 60W 113 fps GTX 1650Ti   76 fps GTX 1650   70 fps ※トレーニングモードで計測 軽い部類のゲーム VALORANT 解像度 品質 平均fps 1920x1080 低設定 300 fps(最大) 高設定 238 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、高設定) RTX 3070 130W 300 fps RTX 3080 16GB 130W 275 fps RTX 3080 8GB 105W 272 fps RTX 3070 95W 270 fps RTX 3060 130W 267 fps RTX 3060 75W 260 fps RTX 2060   250 fps RTX 3060 95W 242 fps RTX 3050Ti 60W 238 fps RTX 2060 Max-Q   194 fps GTX 1650Ti   180 fps ※プラクティス 最大300fpsで計測 軽い部類のゲーム フォートナイト 解像度 品質 平均fps 1920x1080 低設定 239 fps 高設定 145 fps 最高設定 108 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、最高設定) RTX 3080 16GB 130W 159 fps RTX 2070 SUPER   151 fps RTX 3070 130W 150 fps RTX 3080 8GB 105W 145 fps RTX 3070 95W 142 fps RTX 3060 130W 133 fps RTX 3060 95W 127 fps RTX 3060 75W 127 fps RTX 2060   110 fps RTX 3050Ti 60W 108 fps Radeon RX 5500M   103 fps RTX 2060 Max-Q   93 fps GTX 1650Ti   78 fps GTX 1650   74 fps ※バトルラボで計測 軽い部類のゲーム PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS 解像度 品質 平均fps 1920x1080 非常に低い 193 fps 中型 151 fps ウルトラ 124 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ) RTX 3070 130W 186 fps RTX 3080 8GB 105W 185 fps RTX 3070 95W 183 fps RTX 3080 16GB 130W 170 fps RTX 2070 SUPER   167 fps RTX 3060 130W 163 fps RTX 2080   160 fps RTX 3060 95W 158 fps RTX 3060 75W 156 fps RTX 2070   134 fps RTX 3050Ti 60W 124 fps RTX 2060   122 fps GTX 1660Ti   110 fps GTX 1650Ti   82 fps GTX 1650   69 fps ※トレーニングモードで計測

 

その他のゲームタイトルのフレームレート

その他のゲームのベンチマークスコアを下の表に掲載します。

GeForce GTX 1660Tiよりもやや低い程度のスコアとなります。中程度の重さのゲームなら最高設定で60 fps以上が安定し、サイバーパンクなどの重めのゲームでは設定を下げれば60 fps以上の平均フレームレートがでます。

以下のゲームのフレームレートについて グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP) 重い部類のゲーム サイバーパンク2077(DX12) 解像度 品質 DLSS 平均fps 1920x1080 低 オフ 60 fps 高 オフ 38 fps ウルトラ オフ 32 fps 自動 40 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ、DLSS:オフ) RTX 3070 130W 72 fps RTX 3080 16GB 130W 71 fps RTX 3080 8GB 105W 65 fps RTX 3070 95W 62 fps RTX 3060 130W 58 fps RTX 3060 95W 53 fps RTX 3060 75W 50 fps RTX 3050Ti 60W 32 fps 重い部類のゲーム ウォッチドッグス レギオン(DX12) 解像度 品質 DLSS 平均fps 1920x1080 低 オフ 83 fps 高 オフ 68 fps 最大 オフ 31 fps 高性能 39 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、最大、DLSS:オフ) RTX 3080 16GB 130W 75 fps RTX 3070 130W 74 fps RTX 3080 8GB 105W 73 fps RTX 3070 95W 65 fps RTX 3060 130W 63 fps RTX 3060 95W 58 fps RTX 3050Ti 60W 31 fps 重い部類のゲーム Horizon Zero Dawn(DX12) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 低 89 fps 高 68 fps 最高 60 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、最高) RTX 3080 16GB 130W 101 fps RTX 3070 130W 95 fps RTX 3080 8GB 105W 88 fps RTX 3070 95W 85 fps RTX 3060 95W 74 fps RTX 3060 75W 73 fps RTX 3050Ti 60W 60 fps 重い部類のゲーム ボーダーランズ3(DX12) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 低 113 fps 高 56 fps ウルトラ 45 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、ウルトラ) RTX 3080 16GB 130W 99 fps RTX 3070 130W 88 fps RTX 3080 8GB 105W 84 fps RTX 3070 95W 78 fps RTX 2070 SUPER   77 fps RTX 3060 95W 70 fps RTX 3060 75W 62 fps RTX 2060   52 fps RTX 3050Ti 60W 45 fps Radeon RX 5500M   44 fps RTX 2060 Max-Q   43 fps GTX 1650Ti   29 fps 重い部類のゲーム ファイナルファンタジー 15(DX11) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 軽量品質 100 fps 標準品質 77 fps 高品質 55 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、高品質) RTX 3080 16GB 130W 102 fps RTX 3070 130W 99 fps RTX 3080 8GB 105W 95 fps RTX 2080   95 fps RTX 2070 SUPER   88 fps RTX 3070 95W 87 fps RTX 3060 130W 85 fps RTX 2070   81 fps RTX 3060 95W 77 fps RTX 3060 75W 73 fps GTX 1660Ti   63 fps RTX 2060   61 fps RTX 3050Ti 60W 55 fps GTX 1650Ti   43 fps GTX 1650   40 fps 中程度の重さのゲーム シャドウオブザトゥームレイダー(DX12) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 最低 123 fps 中 86 fps 最高 69 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、最高) RTX 3070 130W 119 fps RTX 3080 8GB 105W 115 fps RTX 3080 16GB 130W 108 fps RTX 3070 95W 108 fps RTX 2070 SUPER   104 fps RTX 2080   101 fps RTX 3060 130W 95 fps RTX 3060 75W 92 fps RTX 3060 95W 91 fps RTX 2070   88 fps RTX 2060   77 fps GTX 1660Ti   72 fps RTX 3050Ti 60W 69 fps GTX 1650Ti   50 fps GTX 1650   46 fps 中程度の重さのゲーム ファイナルファンタジー 14 漆黒のヴィランズ(DX11) 解像度 品質 平均fps 1920x1080 標準(ノート) 18954 / 149 fps 高(ノート) 17311 / 124 fps 最高品質 14180 / 96 fps 他のGPUとの比較(1920×1080、最高品質) RTX 3070 130W 138 fps RTX 3080 8GB 105W 137 fps RTX 3080 16GB 130W 135 fps RTX 3070 95W 129 fps RTX 2070 SUPER   127 fps RTX 3060 130W 118 fps RTX 2080 SUPER Max-Q   118 fps RTX 2080 Max-Q   117 fps RTX 3060 75W 111 fps RTX 2070   110 fps RTX 3060 95W 108 fps RTX 2070 Max-Q   98 fps GTX 1660Ti   96 fps RTX 3050Ti 60W 96 fps RTX 2060   95 fps GTX 1650Ti   73 fps GTX 1650   64 fps 軽い部類のゲーム ドラゴンクエストX 解像度 品質 平均fps 1920x1080 最高品質 24366(すごく快適) ※約5500で60fps

 

レイトレーシング&DLSS有効時のフレームレート

リアルタイムレイトレーシングを有効にし、さらにDLSSを有効にしたときのフレームレートを下に掲載します。

RTX 3050Tiはリアルタイムレイトレーシングに対応しているものの、パワー不足でGPUメモリも少ないため、フレームレートは低いです。DLSSを駆使しても60 fpsに届かないことがほとんどです。グラフィック設定を落とせばフレームレートも上がりますが、それだとせっかくの美麗なレイトレーシングが損なわれるので、あまり意味がありません。

レイトレーシングを楽しみたい場合は、GeForce RTX 3070 Laptop以上のグラフィックスを搭載したゲーミングノートがおすすめです。

以下のゲームのフレームレートについて グラフは、ノート用グラフィックスのみ掲載しています。  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) W(ワット):最大グラフィックスパワー(max TGP) 重い部類のゲーム サイバーパンク2077 解像度 品質 DLSS 平均fps 1920x1080 レイトレ:中 パフォーマンス 34 fps レイトレ:ウルトラ パフォーマンス 30 fps 他のGPUとの比較(1920x1080、"レイトレ:ウルトラ"、DLSS:パフォーマンス) RTX 3080 16GB 130W 72 fps RTX 3070 130W 72 fps RTX 3080 8GB 105W 65 fps RTX 3070 95W 62 fps RTX 3060 130W 59 fps RTX 3060 95W 54 fps RTX 3060 75W 53 fps RTX 3050Ti 60W 30 fps 重い部類のゲーム ウォッチドッグス レギオン 解像度 品質 レイトレ DLSS 平均fps 1920 x 1080 中 中 高性能 61 fps 最大 中 高性能 22 fps 最大 最大 高性能 19 fps 他のGPUとの比較(1920x1080、最大、レイトレ:最大、DLSS:高性能) RTX 3070 130W 71 fps RTX 3070 95W 64 fps RTX 3080 8GB 105W 60 fps RTX 3060 130W 60 fps RTX 3080 16GB 130W 58 fps RTX 3060 95W 53 fps RTX 3060 75W 39 fps RTX 3050Ti 60W 19 fps 重い部類のゲーム Bright Memory Infinite Ray Tracing Benchmark 解像度 RTX DLSS 平均fps 1920 x 1080 High Off 20 fps Performance 54 fps 他のGPUとの比較(1920x1080、RTX:High、DLSS:Performance) RTX 3080 16GB 130W 105 fps RTX 3070 130W 96 fps RTX 3080 8GB 105W 94 fps RTX 3070 95W 87 fps RTX 3060 95W 77 fps RTX 3060 75W 70 fps RTX 3050Ti 60W 54 fps

 

ディスプレイのチェック

MSI Pulse GL66 11Uのディスプレイのチェックです。

今回搭載されていたパネルは「B156HAN08.0」でした。

144Hzの高リフレッシュレートに対応したFHD液晶です。色域も比較的広めです。その他の特性については以下のタブをクリックしてご覧ください。なお、最大輝度は、当サイトの計測では283cd/m2と普通です。

色域 RGB発色特性 視野角 映り込み・ギラつき フリッカー

色域は比較的広いです。当サイトの計測ではsRGBカバー率は95.3%、sRGB比は98.5%でした。

ガモット図 ※ i1 Display PROでICCプロファイルを作成後、MacのColorSyncユーティリティでグラフを作成

ガンマ補正曲線を確認すると、やや青みが強いです。ゲーム用途なら問題ない発色だと思いますが、画像編集などをするなら、キャリブレーションツールで色補正したほうがいいかもしれません。

ガンマ補正曲線 ※ i1 Display Proで計測。目標値は輝度:120、白色点:CIEイルミナントD65、ガンマ値:2.2

視野角は広いです。

視野角(斜めから見たときの見やすさ)

非光沢液晶なので、画面への映り込みは抑えられています。ギラつきは、ほとんど感じません。

画面への映り込み

どの輝度にしても、フリッカーは確認できませんでした。

PWM調光の有無の確認 ※フォトディテクターにオシロスコープを繋げて計測

 

遅延

キーを押してから、メモ帳に文字が表示されるまでの時間(表示遅延)をハイスピードカメラで撮影し計測したところ、約56msでした。他の一般的なノートPCで計測したところ80ms前後が多かったので、遅延は少ないと思います。なおこれは、液晶だけでなくPC全体の遅延となります。

 

残像

「UFO Test」のサイトの左から右へ移動するUFOを十分速い1/2000のシャッタースピードで撮影したところ、144Hzのディスプレイで2フレーム前くらいまでしか残像がありませんでした。普通のノートPCは、60Hzディスプレイで2フレーム前くらいまでの残像だったので、本製品のディスプレイ残像は少なめだと思います。

「UFO Test」のサイトのGhosting Testを実行( 画面のリフレッシュレートに合わせてUFOが左から右へ移動)し、速いシャッタースピード(1/2000)で撮影したときの画像。

 

キーボードおよびタッチパッドのチェック

MSI Pulse GL66 11Uのキーボードとタッチパッドのチェックです。

キーピッチは、実測で19x19mmと十分あります。キーストロークは実測で約1.5mmと普通です。キー自体は押しやすいと思います。ただ、使用頻度は少ないかもしれませんが、「\」や「右Shift」キーがやや小さいです。また、テンキーはキーピッチが狭く、さらに3列なので、使いにくいです。

キーボード全体図 キーの拡大図

 

タッチパッドには照準マークがあり、ゲーミングっぽいデザインになっています。指の動かしやすさは普通です。

タッチパッド

 

キーボードにはライティングが可能なRGBバックライトを備えています。

キーボードバックライト

 

キーボードのRGBバックライトの設定は、「MSI Center」の「Mystic Light」から行います。キーごとの設定はできませんが、選択できる色は多く、発光パターンも数種類あります。

キーボードのRGBバックライトの設定

 

パフォーマンスのチェック

パフォーマンスのチェックです。ここでは、いくつかある動作モードのうち、デフォルトの「Balanced」と最も高いパフォーマンスが出る「Extreme Performance」でベンチマークなどを計測しました。

CPU

CPUにはインテル第11世代プロセッサー「Core i7-11800H」を搭載しており、非常に高いパフォーマンスです。 特にシングルコアでは上位のスコアです。また、2つのモードにおいて、シングルスコアでは差がありませんが、マルチコアではかなり差がありました。

CINEBENCH R23 ~ CPU性能の評価 ~ Core i7-11800H 他のCPUとの比較(マルチコア) Ryzen 9 5900HX 13382 Ryzen 7 5800H 12604 Core i7-11800H 10593 [Ex Performance] 8646 [Balanced] Core i7-10875H 10579 Core i7-10870H 10139 Ryzen 7 5700U 8445 Core i7-11370H 7123 Core i7-10750H 6839 Ryzen 5 5500U 6250 Core i7-1185G7 6229 Core i7-1165G7 4720 Core i5-1135G7 4424 Core i3-1115G4 3149 他のCPUとの比較(シングルコア) Core i7-11370H 1519 Core i7-1185G7 1517 Core i7-11800H 1507 [Ex Performance] 1498 [Balanced] Ryzen 9 5900HX 1463 Core i7-1165G7 1447 Ryzen 7 5800H 1435 Core i7-10875H 1306 Core i5-1135G7 1294 Core i7-10750H 1277 Ryzen 7 5700U 1264 Core i3-1115G4 1217 Core i7-10870H 1212 Ryzen 5 5500U 1185  :本製品で選択できるプロセッサー  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

グラフィックス

グラフィックスはRTX 3060搭載モデルと、RTX 3050Ti搭載モデルがあり、RTX 3050Ti搭載モデルのスコアは以下の通りです。エントリークラスにしてはスコアが高く、GTX 1660Tiよりやや低い程度のスコアとなっています。また、「Balanced」と「Extreme Performance」ではほとんど差はありませんでした。

なお、RTX 3060搭載モデルのグラフィックスの最大グラフィックスパワーは分かりません。

3DMark Time Spy ~ グラフィックス性能の評価 ~ GeForce RTX 3050Ti Laptop 他のグラフィックスとの比較(Graphics score) デスクトップ用 RTX 3080   17064 デスクトップ用 RTX 3070   13393 デスクトップ用 RTX 3060Ti   11526 RTX 3080 16GB 130W 11361 RTX 3070 130W 10327 RTX 3080 8GB 105W 10258 RTX 2080   9456 RTX 3070 95W 9220 RTX 2070 SUPER   8322 RTX 3060 130W 8302 RTX 2080 Max-Q   8068 RTX 2070   7778 RTX 3060 95W 7519 RTX 2070 Max-Q   7216 RTX 3060 75W 7047 RTX 2060   6163 RTX 2060 Max-Q   5676 GTX 1660Ti   5667 RTX 3050Ti 60W 5292 [Ex Performance] 5284 [Balanced] GTX 1650Ti   3700 GTX 1650   3494  :本製品で選択できるグラフィックス  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) W(ワット):最大グラフィックスパワー

 

GPU-Zで確認したGeForce RTX 3050Ti Laptopの情報は次の通りです。動作モードではGPUクロックに変化はありませんでした。

本製品のグラフィックカードのスペック

 

ストレージ

今回は512GBのNVMe SSDを搭載しています。NVMe SSDとしてはそこまで速くはありませんが、ゲームするには十分な速度でしょう。

CrystalDiskMark ~ ストレージ性能の評価 ~ 512GB NVMe SSD 他のストレージとの比較(シーケンシャルリード [MB/s] ) PCIe Gen4 SSD 7000  PCIe Gen3 SSD 3500 1984 SATA SSD 550 2.5インチHDD 150  :本製品で選択できるストレージ  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

クリエイターソフトの処理時間

各クリエイターソフトの処理時間を掲載します。ここでは、「Extreme Performance」 モードで計測した結果のみ掲載します。

Adobe Lightroom Classic CCによるRAW現像時間

かなり短時間で処理が終わりました。Core i7-11800Hのプロセッサーは、Lightroom を使う方におすすめです。

Core i7-11800H 16GBメモリ 53秒 Core i9-10980HK 32GBメモリ 68秒 Core i7-10875H 16GBメモリ 70秒 Core i7-11370H 16GBメモリ 72秒 Core i7-10875H 16GBメモリ 76秒 Core i9-9980HK 16GBメモリ 77秒 (MacBook Pro 16) Core i7-10750H 16GBメモリ 80秒 Apple M1 (Rosetta 2) 16GBメモリ 80秒 (MacBook Pro 13 M1) Ryzen 9 4900HS 16GBメモリ 87秒 Core i7-1165G7 16GBメモリ 89秒 Ryzen 7 4700U 16GBメモリ 91秒 Ryzen 5 4500U 32GBメモリ 91秒 Ryzen 7 5800H 16GBメモリ 93秒 Ryzen 7 4800H 16GBメモリ 94秒 Core i7-10710U 16GBメモリ 96秒 Core i7-10510U 16GBメモリ 109秒 ※プロファイル補正を適用した100枚のRAWファイル(1枚あたり約45MB)を同じ書き出し設定でjpegに書き出し、所要時間を計測  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) 「Lightroomにおすすめノートパソコン」の記事も興味があればご覧ください Adobe Photoshop CCによる各種処理時間

Tensorコアを搭載したGeForce RTX 3050Tiを搭載していることで、スーパー解像度、ニューラルフィルターなどの処理が高速です。ただし、「JPEGのノイズを削除」するニューラルフィルターだけは、RTX 3060と比べると時間がかかっていました。

  処理時間 ニューラルフィルター(肌をスムーズに) 約6秒 ニューラルフィルター(JPEGのノイズを削除) 約1分10秒 ニューラルフィルター(スタイルの適用) 約5秒 スーパー解像度 約5秒 コンテンツに応じた塗りつぶし 約4秒 被写体を選択 約3秒 ※ 6000x4000のRAWデータを編集 Adobe Premiere Pro CCによる書き出し時間

4K動画を書き出してみましたが、5分程度で終わっており、高速です。

Core i7-10870H RTX 3070 (130W) 4分36秒 Core i7-10750H RTX 2060 4分51秒 Ryzen 9 5900HX RTX 3080 16GB 4分55秒 Core i7-10870H RTX 3060 (130W) 5分04秒 Core i7-11800H RTX 3050Ti (60W) 5分08秒 Core i5-10300H GTX 1650Ti 5分18秒 Core i7-10750H GTX 1650 6分34秒 Core i9-9980HK Radeon Pro 5500M 8分15秒 (MacBook Pro 16) Core i5-10300H GTX 1650 8分21秒 Apple M1 (Rosetta 2) 11分3秒 (MacBook Pro 13 M1) Core i7-1165G7 14分12秒 Core i5-1135G7 20分00秒 Core i7-1160G7 21分19秒 Core i7-1065G7 27分23秒 ※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「露光量」+「自然な彩度」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、H.264形式、YouTube 2160p 4K Ultra HDのプリセットで書き出したときの時間 ※ グラフィックスは全てノートPC用  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値) DaVinci Resolve Studio 17による書き出し時間

DaVinciの書き出しも非常に速かったです。

Core i7-11800H RTX 3050Ti (60W) 4分18秒 Core i7-10870H RTX 3080 8GB (105W) 4分30秒 Core i7-10870H RTX 3070 (95W) 4分38秒 Core i7-10870H RTX 2060 4分54秒 Ryzen 9 5900HX RTX 3080 16GB (130W) 5分10秒 Core i7-10875H GTX 1650Ti 6分53秒 Core i9-9980HK Radeon Pro 5500M 8G 7分11秒 (MacBook Pro 16) Apple M1 8分27秒 (MacBook Pro 13 M1) Core i7-1165G7 17分35秒 ※ 4K/30p動画(約10分)に、「テキスト」+「明るさ(カーブ)の変更」+「彩度の変更」+「トランジション」のエフェクトおよびBGMとなるオーディオを加え、MP4、H.264、2160p 4K Ultra HD、29.97 fpsで書き出したときの時間 ※ MacBook以外(Windowsノート)は、エンコーダーに、QSV、NVIDIA、AMD等を選択 TMPGEnc Video Mastering Works 7 によるx265エンコード時間

CPUのみで実行するx265エンコードを実行してみましたが、Ryzen 7 5800Hほどではないものの、この処理も非常に速いです。

Ryzen 9 5900HX 8分26秒 Ryzen 7 5800H 9分07秒 Core i7-10875H 10分44秒 Core i7-11800H 10分53秒 Ryzen 9 4900HS 10分55秒 Ryzen 5 4600H 13分10秒 Core i7-10750H 14分19秒 Ryzen 7 4700U 15分44秒 Core i7-10710U 19分05秒 Ryzen 5 4500U 19分49秒 Core i7-1165G7 24分17秒 XAVC Sの動画(約2分、4K)をH.265/HEVCへ変換したときの時間  :レビュー機で計測したスコア(他のスコアは別のPCで計測した代表値)

 

USB Type-C / HDMIの動作テスト USB Type-Cの動作チェック

USB Type-Cポートの動作チェックです。USB3.2 Gen 1対応です。Power DeliveryおよびThunderbolt、映像出力には対応していません。

USB Type-C充電器/ドックの動作テスト   充電 モニター 出力 有線LAN ドック ThinkPad USB Type-C ドック × × ○ ThinkPad Thunderbolt 3 ドック × × × PD充電器 ※1 61W RAVPower GaN充電器 × ― ― 45W Lenovoウルトラポータブル × ― ― 30W RAVPower GaN充電器 × ― ― 18W cheero充電器 × ― ― モニター ※2 EIZO ColorEdge CS2740 × × ― Philips 258B6QUEB/11 × × ○ ※1 Power Delivery対応の充電器 ※2 Type-Cケーブルで接続し、PCへの給電も出来るモニター

 

HDMIの動作チェック

4KテレビへHDMIで接続したときの詳細です。4K、RGB、8ビットで表示されています。

4Kテレビ(ビエラ TH-55CX800)へ接続したときの詳細

 

質量のチェック

質量のチェックです。

メーカーサイトには「約2.2kg」と記載されています。当サイトで計測した質量は次の通りです。そこまで軽いわけではありません。

質量の計測結果(当サイトによる実測値)   質量 PC本体 2.263kg ACアダプター 451g

 

バッテリー駆動時間のチェック

MSI Pulse GL66 11Uのバッテリー駆動時間のチェックです。

バッテリー容量はメーカー公表値では53.5Whとなっており、ノートPCとしては普通の容量です。当サイトにて計測したバッテリー駆動時間は次のようになります。消費電力の高い高性能なパーツを搭載しているため、53Whの容量では、バッテリーはそんなにもちません。

バッテリー駆動時間の計測結果(当サイトによる実測値)   バッテリー駆動時間 (1) JEITA2.0測定方法 ー (2) PCMark 10 Modern Office 3時間22分 (3) 動画再生時 ー (4) PCMark 10 Gaming 1時間9分 ※画面輝度は約120cd/m2、電源モードは高パフォーマンス (1) メーカー公表値 (2) 文書作成、ブラウジング、ビデオ会議といった事務作業。アイドル時も多く軽めの処理 (3) ローカルディスクに保存した動画(解像度:720x480)を連続再生 (4) PCMark 10 Battery内のゲームを実行。NVIDIAの設定で最大30fpsに制限

 

パーツの温度のチェック

各パーツの温度のチェック結果です。もし、あまりにも温度が高いと、パーツの寿命や動作の安定性に影響します。

Prime95実行時のCPU温度

Prime95で全CPUコアの使用率が100%になる高い負荷をかけたときのCPU電力およびCPU温度の推移を確認します。

Balancedモードでは、CPU温度が一瞬93℃まで上昇しますが、すぐに下がって80℃前後で推移しており、問題ないでしょう。

Extreme Performanceモードでは常に95℃辺りで推移しており、高めの温度です。

Balanced Extreme Performance CPU電力 CPU温度 CPU電力 CPU温度

 

ゲーム時のGPU温度の詳細

ファイナルファンタジー15のゲームベンチマーク実行中のCPU温度およびGPU温度は下図の通りです。Balancedモードでは、CPU温度は約80℃前後、GPU温度は約70℃後半と、やや高めの温度ですが、問題ない範囲でしょう。

Extreme Performanceモードでは、CPU温度は変動幅は大きく、約80℃前後。GPU温度は約80℃となっています。熱が心配な場合は、「Cooler Boost」をオンにすることによって、ファンを最大で稼働させることができます。

Balanced Extreme Performance CPU温度 GPU温度 CPU温度 GPU温度

 

静音性のチェック

動作音(静音性)のチェック結果です。

アイドル時でもファンの動作音がします。ゲーム中のファン速度は一定で、50dBとやや高めの騒音値です。

騒音値 計測機器:リオン NL-42K 部屋を極力無音にしたときの騒音値:20.0dB ※無響室で測定したわけではないので、数値は不正確です ※CPU使用率およびGPU使用率は平均値です 【PCの状態】 左から1番目:アイドル時 左から2番目:FF15 ベンチマーク実行(高品質、1920x1080、ウィンドウ) 左から3番目:同上

 

参考までに、当サイトで使用している騒音計が表示する騒音値の目安を掲載します。

使用計器の騒音値の目安

 

表面温度のチェック

本体の表面温度のチェック結果です。

ゲーム中はキーボードの温度はそれなりに熱くなります。ただし、常時手のひらが触れるパームレストの温度はそこまで高くはありません。

PC本体の表面温度 サーモグラフィー:FLIR ONE PRO ※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです

 

消費電力のチェック

消費電力のチェック結果です。確認できた最も高い数値を掲載していますが、数値は変動するため参考程度にご確認下さい。

一般的なノートPCよりは高い消費電力ですが、エントリークラスのグラフィックスということもあり、極端に高い消費電力ではありません。

消費電力 測定機器:ワットチェッカー TAP-TST7 ※PCの状態は「静音性のチェック」のときと同じです ※確認できた中で、最も高い消費電力を掲載しています

 

外観のチェック

MSI Pulse GL66 11Uの外観のチェックです。

黒が基調のシンプルなデザインです。

 

天板はチタニウムグレーの近未来アーマーっぽいデザインです。MSIのロゴもこれまでの筐体より立体的で豪華に感じます。

 

ヒンジ部分です。液晶角度の固定感は弱く、衝撃で揺れます。

 

閉じた時の画像です。厚さは23.95mmと普通の薄さです。

 

側面のポートです。USB3.2 Gen1 Type-C、USB3.2 Gen1 Type-A、USB2.0 Type-A、HDMI、LANポートなどがあります。

 

ヒンジはほぼ180度開きます。

 

スピーカーは底面にあります。音質は普通です。ノートPC基準で、10点満点で採点すると4点くらいです(普通が5点。あくまで筆者独自の判断です)。

 

底面です。メッシュ部分が多く、通気性を高めています。

 

ネジの1つに「FACTORY SEAL」が貼られています。このシールを剥がすと、保証対象外となるためご注意下さい。

 

ACアダプターは薄型で小型です。

 

電源コネクタは左サイドに配置されており、排熱口には当たらないようになっています。

 

ACアダプターは150Wです。

 

まとめ

以上が、MSI Pulse-GL66のレビューです。

今回、初めてGeForce RTX 3050Tiを使ってみましたが、エントリークラスのグラフィックスとは思えない性能の高さで驚きました。価格にもよると思いますが、ライトゲーマーに最適なグラフィックスだと思います。

144Hzの高リフレッシュレート液晶を搭載し、軽いゲームから中程度のゲーム、eスポーツシューティングなどを中心にプレイする方ならこれくらいの性能でも十分だと思います。

また、8コアのTiger Lake-Hの「Core i7-11800H」も、今回初めて使ってみましたが、こちらも性能が高く、特にAdobe Lihgtroomの書き出しが非常に速く終わりました。ゲーマーはもちろん、クリエイターにも最適なCPUでしょう。

色域も比較的広いので、クリエイターも使えるPCだと思います。ただし、青色などが強く発色しているので、フォトレタッチなどをするなら、i1 Display Proなどを買って、キャリブレーションをしたほうがいいと思います。

 

エントリー向けゲームPCとは思えない性能

MSI Pulse GL66 11U 特徴 8コアの新CPU「Core i7-11800H」 DLSS等にも対応したRTX 3050Ti 144Hzの高リフレッシュレート液晶 こんなあなたに 安価で高性能なゲーミングPCが欲しい方 価格17万円台[税込]~ 公式サイトはこちら MSI製品を購入するならArk

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