コンパレータとは何か?、回路の基本とコンパレータ回路の設計方法を勉強しよう、ポイントはこれだ!!、比較の原理、切り替わり動作、コンパレータ使用時における注意点、内部回路の簡単な設計、選定方法、とは、?、など

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コンパレータとは何か?、回路の基本とコンパレータ回路の設計方法を勉強しよう、ポイントはこれだ!!、比較の原理、切り替わり動作、コンパレータ使用時における注意点、内部回路の簡単な設計、選定方法、とは、?、など

2024-07-09 07:08| 来源: 网络整理| 查看: 265

Contents:解説1、 コンパレータ回路の基本と動作原理

Fig.1 基本コンパレータの記号

<解説>

Fig.2 コンパレータの切り替わり動作

コンパレータ回路は記号で表すと、Fig.1のような回路記号で書かれることが多いですが、 この回路記号の意味は、

Vin+がVin-より高い電圧の場合、VoutはHとなり、 Vin-がVin+より高い場合、VoutはLになるのが一般的です。

基本的な動作を波形で示すと、上記Fig.2から分かるように、

切替わりポイントより左側では、Vin-がVin+より高くVoutはLレベル 切替わりポイントより右側では、Vin+がVin-より高くVoutはHレベル となっています。

このコンパレータ回路を用いることにより、 アナログ入力信号をH or Lレベルのデジタル信号に変換することができます。

以上より、例えば、Vin-に2.5Vを印加した状態で、Vin+にモニターしたい信号を接続しておきます。Vin+信号が2.5Vを越えたとき、出力はLからHに切り替わります。これがコンパレータ回路の基本的な使い方です。

また実際に信号を検出する場合、ノイズやチャタリングなど誤動作を防止するためにヒステリシスを設けることも可能です。その場合は、ヒステリシスコンパレータなどと呼ばれます。この場合、切り替わりポイントは、ヒステリシスを付けている分ズレますが、それが許容できるなら、誤動作防止に非常に役に立ちます。

Contents:解説2、 コンパレータの基本特性と注意点

次に、コンパレータ回路の基本的な特性と注意点をまとめてみましょう。

●オープンループ ゲイン

入力切り替わりレベルに対して十分なオープンループゲインがなければ、出力をH or Lレベルに切り替えることが出来ません。つまり使用する電源電圧に対して十分にフルスイングできるだけのオープンループゲインが必要です。そのため、コンパレータ回路は、差動増幅器+エミッタ接地+エミッタ接地など多段の増幅器で構成されることが多いです。

    最小の入力電圧:Vin=(VOH-VOL)÷Av

●入出力 伝搬時間

入力信号に対してコンパレータ回路の遅延時間が十分短くなければ、信号に遅れが発生します。そのため、出力電圧が切り替わるまでの遅延時間は重要です。入力する信号が小さければ、コンパレータ回路の周波数特性、入力する信号が大きければ、各増幅段における遅延、例えば、次段の切り替わり電圧までにスイングする時間など、各ノードにおけるスルーレートが、入出力伝搬時間を決定する主な要因です。

●入力オフセット電圧

入力オフセット電圧とは、切り替わり信号に対して、基準電圧との切り替わり時に発生する誤差電圧です。入力オフセット電圧が大きいほど、切り替わりに対して誤差が大きくなります。この値が小さいほど誤差が小さいです。

●入力動作範囲

コンパレータ回路の回路構成により、入力動作範囲は決定されます。入力動作範囲は、下側、上側を考慮します。

例えば、電源電圧が5Vで、比較したい入力信号が、2v〜3Vの場合、求められる入力電圧範囲は、それをカバーする範囲、マージンをみて1v〜4v程度あれば問題ないと考えます。つまり、比較したい信号に適した入力動作範囲を使う必要があります。コンパレータ回路は、電源電圧により、低電圧動作するものから、高電圧で動作するものまでさまざまな構成が可能です。気をつけなければいけないのは、動作範囲外で使用した場合、極端にスピードが下がったり、出力が切り替わらなくなります。そのため動作範囲には注意が必要です。

ノイズの影響

コンパレータ回路の入力は、先程お話したように、微小な入力信号を電源電圧までフルスイングする場合が多いので、オープンループゲインが高い場合が多く、また、コンパレータの入力電流も誤差にならないように、コンパレータの入力電流が小さく設計されており、入力インピーダンスが高く設計されているいる場合が多いので、非常に入力感度が高いです。そのため、ノイズの影響を受けやすいく、飛び込みノイズ等にも注意が必要です。IC内部では、レイアウト、アプリケーションとして使う場合は、プリント基板など配線やレイアウトの注意が必要です。

例えば、入力信号ラインの近くにパルス信号が通るような配線は、避けたいところです。入力される信号にもよりますが、誤動作防止のためにはヒステリシスを設けることもできます。

Contents:解説3、 コンパレータ回路の基本内部回路構成例と動作について

Fig.1 基本コンパレータの記号

<解説>   Fig.3 基本的なコンパレータ回路の例、回路図

では次に、Fig.1の三角記号の内部回路を覗いてみましょう。実にさまざまな構成が可能ですが、勉強のため分かりやすい上記回路を考えてみましょう。

MOSを使った最も簡単なコンパレータの基本回路例をFig.3に示します。

基本回路構成は、Fig.3のように二つの入力電圧を比較するために、差動対が用いられることが多いです。そして、差動対とカレントミラーなど能動負荷を使って、シングルエンド変換し、Vout出力するのが基本です。入力差動対、出力ソース接地(エミッタ接地)形式になっていれば、基本的にはさまざまな回路構成が可能です。NPN、PNP、NchでもPchでも構成が可能です。

では、この基本回路図の動作について考えていきましょう。

Vin+>>Vin-のとき 差動対のVin+側に電流が流れ、Vin-側のM2はオフします。 従ってM1が出力M5のゲートを押し下げ、M5はオンするため、 出力VoutはHになります。

Vin+


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