「ENFJ（主人公）ってどんな性格なんだろう？」「ENFJの長所や相性がいいタイプを知りたい！」と思っている方はいませんか？

今回は、心優しいみんなのリーダー・ENFJ（主人公）の性格について詳しく解説します。

この記事を読めば、ENFJ（主人公）の性格や、他のMBTIとの相性、向いている仕事などがまるっと一通り分かります。

個人的な見解を踏まえながら細かく解説しているので、ぜひ目次を使って好きな項目から読んでみてくださいね。

ENFJ（主人公）は下記の4つの機能を持ち、誰でも味方につけてしまうコミュ力を持つ性格です。

無自覚のカリスマ性があり、自然と周りに人が集まってくる、不思議な才能を持っています。気が付いたらチームのリーダーになっていた、という経験も少なくはないしょう。

そしてただ単に優しいだけではなく、意志が強くて最後までしっかりとやり遂げるところもENFJの魅力のひとつ。大きな目標であっても、みんなと力を合わせて達成していくことができます。

また、嘘や悪口が苦手という真面目さも、周りから信頼されるポイントです。自分に正直で礼儀正しく、人から応援される主人公らしい性格だと言えるでしょう。

ENFJ（主人公）の性格の特徴は、みんなから慕われる人望があることです。心優しく共感力に長けていることから、万人に好かれるタイプだと言えます。

平和主義でみんなを平等に愛するところも、主人公型の人が信頼されるポイント。

ここからはそんなENFJの性格における特徴を具体的に紹介していきます。

根っからの平和主義者で、みんな平等に接することができます。

争いごとや悪口は苦手…揉め事があったときは両者の話をしっかりと聞き、調停役になってくれる、頼りがいのあるリーダーです。

責任感があって誠実な人柄なので、周りからの人望も自然と集まります。恋の悩みや秘密を打ち明けられることが多いかもしれませんね。

人を勇気づけるのも上手なので、上司・部下問わず信頼されるでしょう。

困っている人を見過ごせない、とても優しい性格です。

人に優しく、自分には厳しくがモットー。相手の気持ちに深く共感できるため、知らない人に対しても思いやりを持って接することができます。

人の話に耳を傾けて、みんなの気持ちを一致団結させる能力に長けています。

国民からよく慕われていたバラク・オバマ（元アメリカ合衆国大統領）も代表的なENFJです。平和的なリーダーシップを持つ、まさに主人公らしい性格だと言えますね。

ユーモアがあってフランクですが、礼儀や約束はきっちりと守ります。そして、ちょっとしたことでも「ありがとう」や「ごめんなさい」といった挨拶を欠かしません。

どんな相手に対しても敬意を示すところが、たくさんの人に慕われる理由のひとつなのでしょう。

ほんの小さなことであれ、嘘をつくことができません。やむを得ず嘘をついた場合でも、罪悪感に耐え切れずに吐き出してしまいます。

とても誠実で正直な性格の持ち主なのです。

譲れないことに関してとことん頑固になる傾向があります。さらに芯が強いため、一度これと決めてしまうと何が何でも譲りません。

こうなると普段の平和主義者とは打って変わって、全く融通が利かなくなるでしょう。

ENFJ（主人公）の長所は、やはりコミュニケーション能力の高さでしょう。それから周りから慕われやすいリーダー気質も長所のひとつです。

ここではENFJの良いところを3つ紹介します。

ENFJの長所と言えば、何といってもコミュ力の高さでしょう。反対意見を持つ人でさえ味方につけてしまうほどの対人スキルを持つ、天然の人たらしです。

優しいけど威厳があり、頼りになる存在です。リーダーとして活躍することも多く、みんなの気持ちを汲み取りながら、チームを上手にまとめることができます。

また、人当たりも良く、老若男女問わず好かれる人柄でしょう。

とくに力の弱い人たちに対する正義感が強い傾向があります。そのため、上のやり方がひどい・間違っていると感じたら迷わずに声をあげます。

まさに「弱きを助け、強きを挫く」ようなタイプです。

今度はENFJ（主人公）の短所についても確認していきましょう。ENFJの苦手な分野をざっくり言うと「感情に振り回されやすい」「過干渉になりがち」という点です。

他人のことでも自分のことのように受け取ってしまう、ENFJらしい短所を3つまとめました。

共感力が高いあまり、周りの感情にいちいち振り回されてしまいます。

全然知らない人からもらい泣きしたり、悩んでいる人の話を聞いて自分まで病んでしまったり…意外とメンタルが弱いタイプなんです。

心の境界線がない、博愛主義者だからこその短所と言えるでしょう。

無自覚に他人のマインドをコントロールしようとする癖があります。一部の人たちにの目には、利己的で頑固な人柄に映ることも…

リーダーシップに長けるタイプにとって、どこか支配的なオーラが出てしまうのは仕方ないことなのかもしれません。

共感力が高いため、つい自分のことのように感じて深く干渉してしまいがち。そして自分と同じだけの熱量を他者に求めてしまいます。

人によっては「自分ことは自分で決めたい」「放っておいてほしい」と考えることもあるでしょう。

お節介と優しさは紙一重です。相手の意思を尊重するように気を付けながら、必要に応じて手助けをしてあげるといいかもしれませんね。

ENFJ（主人公）なら共感できるENFJあるあるを紹介します。

人に信頼や期待を持ちすぎるあまり、現実との落差にショックを受けがちです。「あの人ならもっとできると思っていたのに…」「もっと誠実な人かと思ってた…」といった気持ちになることも少なくはないはず。

つい理想が高くなりがちなところも、ENFJあるあるでしょう。

何でもできそうなイメージを持たれやすいものの、実は結構不器用さんです。また、細かいことに関してはまあまあ大雑把なところがあります。

人とのかかわりをとても大切にしていて、常に誰かと繋がっています。

たまに一人きりになりたいときもありますが、孤独は絶対ムリ。誰かと話したり、大切な人たちと気持ちを分かち合ったり、感謝される瞬間に幸せを感じます。

自分が大変な状況なのに、他人を気にかけてしまいます。

結果、自分のキャパを超えてしまうというド天然さ…頼まれたら断れないくせに、後先考えず人助けをするという、何とも優しすぎる性格なんです。

人として基本と言える挨拶ができなかったり、礼儀がなっていない人が嫌いです。怒ることは滅多にありませんが、一度火が付くと大爆発を起こしてしまいます。

ただ、怒り慣れていないので、周りも自分も収集が付かなくなるようです。

ENFJ（主人公）は恋愛においてもモテやすく、恋人と長続きしやすいタイプです。むしろ他人の恋のキューピッドになる余裕があるほど。

一方で、理想が高すぎて蛙化現象を起こしたり、恋ができないと悩む人も一定数います。

ここからはENFJの恋愛における傾向を解説します。

気遣いが上手で人気者、年齢や性別を問わずみんなからモテます。気になる人とも上手に気持ちを通わせることができるため、恋愛に困ることはまずないでしょう。

まさに天然の人たらしです。

人間関係を大切にすることから、恋愛も器用に長続きさせることができます。相手の親からも好感度が高く、周りから応援してもらえるでしょう。

また、誠実で一途な性格なので、浮気の心配もありません。

交友関係が広くて直観が鋭いことから、人をくっつけることが得意です。気を利かせて恋のキューピットになることも多い様子。

ENFJから紹介されて付き合い始めた人は、大体うまくいきます。（筆者の経験談）

一目惚れしやすい傾向がありますが、この関係は長く続きません。相手の見た目や性格を脳内で美化しすぎてしまうため、蛙化現象が起こりがち…

第一印象が悪いけど意外といい人や、好かれる側の方が上手くいきやすいでしょう。

過度の心配性で、つい恋人の行動を束縛してしまう傾向があります。

これは相手への信頼が足りていない証拠…本気で相手のためを思うのであれば、本人がやりたいことを制限せず、そっと見守ることも愛のひとつ。

人は失敗してこそ学ぶものなので、むやみに成長の機会を奪うべきではないのです。

ENFJ（主人公）と相性のいい性格は下記の4タイプです。

この4タイプとは、精神の深い部分に繋がりを持つことができます。そこで、恋愛や結婚などの人生のパートナーとして付き合う際に最も良い相性となります。

友達として付き合うなら、ESFJ（領事）や、INFP（仲介者）もおすすめです。

ENFJ（主人公）と他の16タイプとの詳しい相性

相性の良さ：

白黒はっきりする２人衝突関係

ISTJはとても几帳面で努力家な性格です。自己管理能力がとても高く、周りからも常に一定の信頼を得ています。

何かと対になる2人ですが、考え方には通じるものがあります。自分にはない長所をたくさん持つところも尊敬できるでしょう。

お互いに意地を張らず、譲り合っていくことで心強いパートナーになるでしょう。

ISTJ（管理者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

双子みたいな２人鏡像関係

INFJは瞑想が大好きな理想主義者です。周りとの調和をとても大切にしていて、一歩引いた位置でみんなを見守っています。

仲間想いで落ち着いているところや、どこか頑固なところがENFJとそっくり。基本的な考え方もぴったりと合うので、深く通じ合うことができるでしょう。

一緒にいることでお互いが成長し合える、とてもおすすめの相性です。

INFJ（提唱者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

心地よく補い合う２人双対関係

ISTPは口数が少なくて、人間関係に不器用なインテリヤンキーです。普段はやる気がなさそうな表情を見せていますが、興味のあることに対しては一直線に打ち込みます。

出会ってすぐの頃は、ぶっきらぼうでいい加減だと感じることもあるかもしれません。しかし、長く関わるほどに「意外といいやつなんだな…」と思えてくるでしょう。

お互いに惹かれやすく、欠点を補完し合えるとても良い関係です。

ISTP（巨匠）の詳しい性格解説

相性の良さ：

何故か励まされる２人活性化関係

ESTPはまるで台風の目のような人柄で、常に場の中心に立っています。破天荒でありながら要領がよく、大体のことは器用にこなせる能力を持っています。

性格は全く違うのに、不思議と共感し合えるところが多いでしょう。また、ESTPはメンタルがとても強く、小さな失敗で落ち込みがちなENFJを元気付けてくれます。

一緒に生活する中でもストレスを感じにくいため、結婚にもおすすめです。

ESTP（起業家）の詳しい性格解説

相性の良さ：

ノリが似ている２人同族関係

ESFJは温厚でフレンドリーな性格の持ち主です。責任感が合って誰に対しても優しいことから、チームのムードメーカー的存在になっています。

お互いに考え方が似ているため、自然と気が合うでしょう。出会ってすぐに仲良くなれる関係です。

一方で視野が全く異なるため、友達止まりになりがちな相性でもあります。

ESFJ（領事官）の詳しい性格解説

相性の良さ：

２人きりだと良い感じな２人消化関係

INFPは人とは違った世界観を持つ、物静かな表現者です。献身的で協調性に長けており、集団の中で自己主張をすることはほとんどありません。

雰囲気は全く異なりますが、考え方の方向性がかなり似ています。とくに2人きりで熱く語るときにしっくりくるでしょう。

お互いに対して不満を持ちやすい一面があるため、定期的なクールダウンが必須となりそうです。

INFP（仲介者）の詳しい性格解説

ENFJ（主人公）の適職は、持ち前のリーダーシップやコミュニケーション能力を活かせる仕事です。人の気持ちに寄り添ったり、誰かの成長を手助けできるものだとやりがいを得やすいでしょう。

また、みんなの意見が尊重される職場であることも、ENFJにとっては重要な条件になります。

ENFJはリーダーとしてみんなのまとめ役になるような仕事に適性が高いでしょう。それぞれの個性を大切にし、柔軟な発想で取り組める職場だとなお良しです。

下記がENFJに向いてる仕事の一例です。

明確にやってみたいことがあるなら、自分の心に従ってチャレンジしてみましょう。まずは興味がある会社の広報や営業から入ってみて、少しずつキャリアアップしながら、責任者としての地位を築いていくのもおすすめです。

ENFJは上下関係が明確だったり、論理的な判断だけを求められるような職場には向いていません。また、自分の判断ひとつで人の命を左右してしまうような仕事も、責任が重すぎるので避けた方が良いでしょう。

下記がENFJに不向きな仕事の一例です。

ざっくり言うと、規律が厳しい、または単独プレーが基本となる仕事には不向きです。

今の職場に対して不信感や違和感があるなら、素直に転職するのもひとつです。「この仕事をしていて良かった！」と心から感じられるように、自分自身を見つめ直す機会を持つのもいいかもしれませんね。

この記事では、ENFJ（主人公）の基本的な性格、恋愛傾向、相性、あるある、適職をまとめて紹介しました。

ENFJの性格をざっくりまとめると…

ENFJは高いリーダーシップを持ち、とてもバランスの取れたMBTIタイプです。ジェニファー・ローレンスやショーン・コネリーを始め、政治家、慈善家、ノーベル平和賞受賞者、世界的な人気俳優などが属しています。

一方で合理的な判断や、メンタル面での強さには欠けてしまいがち…お互いの個性を尊重しつつ、尊敬し合えるパートナーを見つけることで、さらに広い世界へと羽ばたいていけるでしょう。