「INFJ（主人公）の私はどのMBTIと相性がいいの？」「親友がINFJなんだけど、念のため相性を知っておきたい！」と、気になっている方はいませんか？

今回は、物事を深く考える哲学的思考のINFJ（提唱者）と他の16タイプとの相性について解説します。

この記事を読めば、INFJ（提唱者）との相性に加えて、性格の傾向や、良い関係をつくるポイントが分かります。

なんだかいつも距離感があるなという方も、今よりもっと仲良くなりたいと思っている方も、自分との相性をチェックしてみましょう。

INFJ（提唱者）は下記の4つの機能を持ち、理想が高く繊細で哲学的な性格です。

INFJは静かにみんなを見守りながら、心の中で熱い信念を燃やしています。不思議なオーラと深い魅力を持つ、非常に珍しい性格だと言えるでしょう。

物事をとても深く考える性格のため、基本的には自分の内側に意識があるようです。

まるで宇宙のように広く果てしない思いを巡らせており、気が付いたら別世界にいることもしばしば。本を読もうとしても2～3行読むと宇宙に行ってしまい、なかなか読書が捗らないタイプです。

また、優柔不断で全く決断できないのもINFJの特徴と言えるでしょう。繊細で傷つきやすく、卑屈で自虐的になりがちでもあります。（その反面で自己愛は程々に高い）

人間関係についても、「いつ声を掛ければいいのかな？」と考えすぎて、動けないということも多いのではないでしょうか。

本当はもっと人と仲良くしたいけど、薄っぺらい関係を築く気もなくて…人と関わるのは疲れるけど、ずっと一人で居たいわけでもなくて…もうどうしたらいいか分からない……

このような感じで、延々と考えが堂々巡りしやすいタイプなのです。

INFJ（提唱者）の詳しい性格解説

INFJ（提唱者）と相性のいい性格は下記の4タイプです。

驚かれるかもしれませんが、相対関係にあたるESTP（起業家）や、活性化関係になるISTP（巨匠）は、INFJの人生において最も相性がいい相手です。お互いにない視点を学び合うことができ、さらに関係を深めたときに思いが通じやすいのです。

友達として関係を深めたり、恋愛や結婚を通して一生付き合っていけるでしょう。

INFJの魅力の中でも特筆すべきなのが、独自の哲学的思考です。

物事に対してとても深く考える癖があるため、表現力においても凡人と一線を画すものがあるでしょう。（考えすぎて別世界に行ってしまって返事を忘れることもありがち…）そのため、哲学的な持論を人より多く持っている傾向があります。

哲学的な考え方が好きだったり関心がある人とは、深く語り合うことができるでしょう。

洞察力や共感性が高く、精神的なつながりを大切にしているINFJ。

人間関係においても非常に奥手なため、狭く深い交友関係を築く傾向があります。波風を立てることは嫌い、みんなが平和であることを常に望んでいます。

ENFJのように調和を大切にしていて、周りの気持ちを尊重できる人とは考え方が合うでしょう。

静かで穏やかな世界を好むINFJですが、様々なことに消極的になりがちな欠点があります。相手に合わせようとし過ぎて、無駄に精神をすり減らしてしまう場面も少なくはありません。

優柔不断すぎるあまり、決断することができないまま、プレッシャーで燃え尽きてしまうこともあるでしょう。しかし、自分が生きていることを証明するためには、思い切って自分の意思を伝えてみたり、行動することも大切なのです。

そのため、ESTPやISTPのように、無神経なほど大胆で行動力のある人との相性がいいでしょう。慣れないうちは強引で思慮が足りないように感じるかもしれませんが、お互いを理解していくことで尊敬し合えるようになれますよ。

INFJ（提唱者）とほかのMBTIとの相性を一覧で紹介していきます。ぜひ自分のタイプとの相性、または気になるお相手との相性をチェックしてみてください。

相性の良さ：

相手の心が読めない不思議な２人幻想関係

ENTPは議論が大好きで、物事をあれやこれやと模索するタイプです。社交的だったり奇抜な発想力を持っていたりと、自分にはない魅力に溢れています。

お互いに何を考えているのかよく分からないものの、とても興味深く感じられる関係性になります。

その一方で、考えが読めないだけにチームプレイはできません。ENTPの調和を乱す言動に対して、一気に気持ちが冷めることもあるでしょう。

そのため、周りを気にせず２人きりで過ごすときにおすすめの関係になります。

ENTP（討論者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

自分が教える立場では良好な２人先生関係

INTPは思考力がとても高く、難しい問題も細分化して解決する能力を持っています。論理的な反面、人の気持ちにはとても疎いという欠点もあります。

INFJは調和を大切にする性格のため、INTPに足りない長所をたくさん持っています。そのため、先生として相手を教える立場になる場合は、とても良い関係になれるでしょう。

お互いに内向的なため、ストレスのない距離感で付き合うことができます。人を教えることで自身の成長にもつながるため、大切にすべき関係性です。

INTP（論理学者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

自分が上司なら良好な２人監督関係

ESFJはとても穏やかで温かい性格の持ち主です。

お互いに相手を大切にするところや、平和主義なところが似ています。社交的とはいえ内気なところも、繋がりを感じられることでしょう。

その反面で、お互いに頑固で信条を譲れないのが困ったところ。

そんなESFJとの付き合い方は、INFJが上司となる関係性が最もおすすめです。お互いに意見を押し付けることはせず、程よい距離を保つことがポイントになります。

ESFJ（領事官）の詳しい性格解説

相性の良さ：

勢いで仲良くなる２人ビジネス関係

ISFJは人との衝突を避けるのが上手なお人好しタイプです。最も日本人らしい気質と言われていて、信条が重なることも多いでしょう。

そのため出会ってすぐに仲良くなれる関係です。

しかし、理解し合えるようで、目的や視野はバラバラな２人でもあります。近づきすぎるとお互いに不快さを感じる可能性も高いため、距離感には気を付けましょう。

ISFJ（擁護者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

心地よく補い合う２人双対関係

ESTPは非常に破天荒で、スリルが大好きな性格です。

基本的に自己中心的な性格のため、無神経な発言も少なくはありません。静かに周りを見守るようなINFJにとっては、もはや敵のような存在です。

ですが、実際に一緒に過ごしていると、ESTPとは意外と意見が合うという声も。正確な補完関係に当たるため、最も自分の苦手を補ってくれる相手でもあります。

お互いの成熟度に深く依存するものの、理解し合う気持ちを持つことで、深い絆を築くことができるでしょう。

つまり、心の深い部分で繋がりを持てる最強のパートナーなのです。（一般的には最も相性が悪いと言われていますが、実際は時間をかければ絆が最も深められる相性です。）

ESTP（起業家）の詳しい性格解説

相性の良さ：

何故か励まされる２人活性化関係

感情に流されず、クールで寡黙なISTP。考えるよりも先に行動するタイプで、スリルのある状況も好きな性格です。

全く違う性格に見える２人ですが、内向的で静かに考えるところなどは共通しています。一緒にいる時間は不思議と快適に感じられ、なぜか元気をもらえるでしょう。

お互いの短所をカバーし合うこともできるため、とても良い補完関係になります。

ISTP（巨匠）の詳しい性格解説

相性の良さ：

双子みたいな２人鏡像関係

ENFJはまさに主人公らしい性格で、コミュニケーション能力の高さはトップです。威厳がある風格も、人から頼られるリーダーの資質と言えます。

本質的な部分はとても良く似ているため、お互いに共感しやすいしょう。

大切にしている考え方や、心の動きも近いこともあり、とても仲良くなりやすい関係です。そしてお互いのちょっとした違いが良い刺激になり、最も成長し合える相手だと感じることができるでしょう。

恋愛や結婚にもおすすめの関係です。

ENFJ（主人公）の詳しい性格解説

相性の良さ：

とても似ている２人同一関係

INFJ同士は全く同じ性格のため、他のタイプと比べても最も仲良くなりやすいでしょう。価値観や世界観もとても似ていて、出会ってすぐに相互理解ができます。

ただ、同じ欠点を持っているという点がデメリット。考えすぎで行動できなかったり、優柔不断だったり…苦手な状況に置かれると2人してドツボにはまり、抜け出せなくなります。

お互いの足を引っ張り合う関係にもなりがちなので、注意が必要です。

INFJ（提唱者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

譲り合うことで成り立つ２人準双対関係

陽気で楽しいことが大好きなESFP。

なんだか無縁のようにも感じる相手ですが、意外と友達になりやすい関係でもあります。仕事で関わる場合にも、かなり良い関係になれるでしょう。

その反面で、お互いに相手のことを「自己中だな」と感じることも多い様子。特にESFPの自由で楽観的過ぎる部分が目についてしまうため、密接な関係になるほどぶつかることが増えてしまいます。

定期的に2人きりで話せる機会があれば、お互いの誤解を解消することができるでしょう。

ESFP（エンターテイナー）の詳しい性格解説

相性の良さ：

自分が教わる立場では良好な２人恩恵関係

ISFPは感性が豊かで、繊細で優しい世界観を持つ芸術家です。自分の仲間を心から大切にしていて、柔軟性や行動力も持っています。

INFJにはない長所がたくさんあるため、何かを教わる際にはとても良い関係を築くことができます。

ISFPとの関係では、謙虚に学ぶ姿勢を見せるようにしましょう。自身の成長を大きく手助けしてくれるため、大切にしたい関係です。

ISFP（冒険家）の詳しい性格解説

相性の良さ：

自分が部下なら良好な２人支配関係

ENTJはカリスマ的なリーダーの才能を持っています。

自分に厳しく、そして他人にも厳しい人間です。特に判断力には優れていて、意外と純粋で面倒見がいいという一面もあります。

そんなENTJとは、自分が部下として接すると良い関係になれるでしょう。相手に対して常に敬意を持ちつつ、一歩引いて接するのがコツです。

ENTJ（指揮官）の詳しい性格解説

相性の良さ：

ノリが似ている２人同族関係

INTJは知識が豊富で、戦略的な完璧主義者です。お互いに物事をとても深く考えるタイプであり、ノリも結構似ています。

2人で話せばすぐに仲良くなれるでしょう。

INTJは完全に個人主義であるのに対し、INFJは平和主義です。あまり長い時間を共に過ごすと、考えの違いがストレスになってしまうでしょう。

あくまで一人の友達として仲良くするぐらいが良いのかもしれません。

INTJ（建築家）の詳しい性格解説

相性の良さ：

２人きりだと良い感じな２人消化関係

ENFPはとても社交的で楽観的です。明るくて柔らかい雰囲気を持っているため、人からも好かれやすいでしょう。

お互いに平和主義なので、自然と気が合うのかもしれませんね。

そんなENFPとは、2人きりで深く語るのに最適です。お互いの欠点にも気づきやすいため、成長し合える関係になれます。

一方で、お互いの欠点がやたらと目についてしまうというデメリットもあります。ぶつかったときは距離を置いて、冷却期間をはさみながら付き合っていくとちょうどいいでしょう。

ENFP（広報運動家）の詳しい性格解説

相性の良さ：

近づきやすく離れやすい２人準同一関係

INFPはとても繊細な心の持ち主です。かなり人見知りしやすい性格ですが、仲の良い相手にはさまざまな表情を見せてくれます。特に独自の世界観は特筆すべきものがあります。

お互いに興味のあることが似ているため、初めのうちは似ているようにも感じるでしょう。

しかし、結論や視野はかなり異なるのが、INFPとの関係の特徴です。近づけば近づくほどに、相手の欠点が気になり始めます。

結論として、INFPにはあまり近づかない方が良いでしょう。

INFP（仲介者）の詳しい性格解説

相性の良さ：

白黒はっきりする２人衝突関係

ESTJはクラスの委員長的なリーダータイプです。自分とは違ってハキハキと物を言えるところや、正しいことをしたいという姿勢に、INFJは惹かれていくでしょう。

お互いに根が真面目なので、共に心地よい時間を過ごすことができます。

また、ESTJは面倒見がよくて高い目的意識を持って物事を遂行する力があります。正反対の性格に当たるため、お互いの苦手を補い合うことができます。

意見の違いでぶつかることは多いものの、ゆっくりと仲を深め合えば、とても良い関係になれるでしょう。一般的には、最も相性がいいと言われている関係です。

ESTJ（幹部）の詳しい性格解説

相性の良さ：

近いようで遠い２人超自我関係

ISTJはストイックで、実行力が高く優秀なタイプです。一人だけの静かな時間を大切にするところもよく似ています。

どことなく自分と似た雰囲気を感じるため、惹かれ合うものがあるでしょう。

ただし、この関係は近づけば近づくほど、価値観の違いを感じるようになります。最悪の場合は相手を怒らせてしまう可能性も高い関係です。

相手の気持ちを否定せずに理解することで、お互いを支え合うことができるでしょう。

ISTJ（管理者）の詳しい性格解説

この記事では、INFJ（提唱者）の性格や、その他のMBTIとの相性について詳しく解説しました。

INFJと相性のいい性格は、

の4タイプ

MBTIでは性格を16タイプに分類しますが、実際は一人一人が異なる性格を持っています。同じINFJであっても、内面がしっかりと成熟している方がいれば、感情のままに振り回されてしまう方もいます。

また、その時に置かれている状況・ストレス・生い立ちなど…様々な要因が重なる中で相性が決まってくるでしょう。人間関係をよりよくしていきたいのであれば、あなた自身が人として成長することが最も大切なのです。

今回紹介したINFJとの相性も参考にしつつ、より円滑でストレスのない関係を築いていってくださいね。