10コアのCore i9

您所在的位置:网站首页 10900kf水冷 10コアのCore i9

10コアのCore i9

#10コアのCore i9| 来源: 网络整理| 查看: 265

常時全コア4.9GHz動作でも余裕、リミッター解除のCore i9-10900Kでも70℃台に抑え込む冷却性能

 CPU温度の測定結果だが、まとめたものが以下のグラフだ。CPU温度の最低値と最大値に加え、エンコード処理を実行している際の平均CPU温度も計測した。なお、室温は25℃の環境でテストしている。

 動画エンコード中の最大CPU温度は、標準リミット時に72℃で、リミット解除時には76℃を記録。Core i9-10900Kのサーマルスロットリング作動温度は100℃なので、どちらも20℃以上もの余裕がある温度となっている。

 一方、動画エンコード実行中の平均CPU温度は、標準リミット時が58.4℃で、リミット解除時は70.3℃。最大温度では4℃だった差が12℃近くにまで開いているのは、CPUが125Wを超えて最大ブースト動作を維持できる時間が異なるためだ。なお、最低CPU温度についてはどちらも31℃だった。

 標準リミット時とリミット解除時に、CPUとiCUE H150i RGB PRO XTがどのような動作をしていたのか、テスト中のモニタリングデータをまとめた結果から確認してみよう。

 まず、標準リミット時の動作を確認する。処理開始から最初の1分弱の間、CPUは190W弱の電力を消費しながら約4.9GHzで動作しており、ブースト動作の制限時間経過後に消費電力が125Wに制限されると、CPU温度も60℃弱に低下している。最大CPU温度の72℃は、最初の最大ブースト動作の終了間際に記録された温度だ。

 iCUE H150i RGB PRO XTのポンプスピードは常に2,330rpm前後を維持している一方、冷却ファンに関しては最大で約1,230rpm、平均すると1,000rpm程度で動作していた。このスピードは搭載ファンの最大値である2,400rpmの半分程度であり、ファンの動作音もかなり小さく抑えられていた。

 リミット解除時のCPUは、動画エンコード実行中は常に190W前後の電力を消費しながら、約4.9GHz動作を維持している。最大CPU温度である76℃が記録されたのは、エンコード開始からiCUE H150i RGB PRO XTのファンスピードが上昇するまでの間で、ファンスピードが上昇して以降のCPU温度は70℃前後で安定している。

 iCUE H150i RGB PRO XTのポンプスピードは約2,320rpmで一定で、ファンスピードは一時的に約1,380rpmにまで上昇したのち、やや速度を落として1,200rpm前後で動作していた。標準リミット時に比べると動作音も多少増加しているが、依然として風切り音は小さく静粛性に優れた動作を実現している。

 モニタリングデータの結果から、リミットを解除して常時全コア4.9GHzで動作するCore i9-10900Kであっても、iCUE H150i RGB PRO XTはCPU温度とファンスピードに相当な余裕をもって冷却できていることが伺える。

 中低速といえる程度のファンスピードでCPU温度を70℃前後に抑え込んでいるところをみると、それほど発熱の大きなCPUであるかのように思えてくるが、全コア4.9GHzで動画エンコードを実行しているCore i9-10900Kは190W前後の電力を消費している大きな発熱源だ。その発熱をここまで抑え込めているのは、ひとえにiCUE H150i RGB PRO XTが備える冷却性能の高さ故である。



【本文地址】


今日新闻


推荐新闻


    CopyRight 2018-2019 办公设备维修网 版权所有 豫ICP备15022753号-3